夏野菜の植え付けを進めていますが、今年は株数を減らしています。
月が替われば私も後期高齢者の仲間入りだから。
土を柔らかくフカフカにするためにもみ殻を入れたまでは良かった。
大量のもみ殻は炭素ばかりが多くて窒素が少ない。もみ殻を食う微生物が
周囲から窒素を盗ったのでは野菜は育たない。
そこで微生物用に鶏糞をくれてやりましたが、量は適当のまた適当。
きっと過ぎていると思う。キュウリも茄子もピーマンも、窒素が少々過ぎた
からと言って問題はない。
ところがだ、トマトを植える段になってハタと気づいた。
トマトに肥料やるバカと言っても過言ではないのに、やってしまっている。
ほかの場所を考えてみたが、日当たりなど考慮するとここが一番良い。
そこで炭素率の調整ならぬ窒素率の調整だ。
籾殻の大きな袋を抱えてきて、畝の出来上がった上にさらにかけた。
小型の耕運機で土としっかり混ぜて畝の作り直し。
もみ殻の畝に土が混ざっている。そんな感じだ。
無事にトマトの植え付けを終わる。苗の下部の葉は全部切り落とし、
斜め植えするから先は完全に横向いて寝ている。
根のある辺りに水をやっておけば、翌日には先端はもう上を向いている。
新しい標語ができた。
「トマトに肥えやるバカ、キュウリに肥えやらぬバカ」
信用できなければやってみて!
追加のもみ殻を入れた理由は賢明な読者ならおわかりいただけよう。
生育途中で肥料切れで葉色が薄くなれば、その時点で鶏糞をやればいい。