日経に東大准教授の「やさいしい経済学」と銘打って連載がありました。
その中にこんなことが書いてあった。
世界の人口はこの先大きく増える可能性は低いらしい。
加えて国連食糧機関の発表によれば、
人口が爆発的に増加した時代(1961-2001)でさえ、
一人当たり穀物生産量は128キロから149キロに増え、
同じく食肉供給量は23キロから37キロに増えたらしい。
人口が減少してゆく将来、食糧難になることはないと論じている。
だから世界食糧危機は心配する必要はないのだとさ。
わが国のことに目を向けると、戦後しばらくは食糧難であった。
たらふく食べるには食料の増産しかないと教え込まれてきたし、みんなそのように
信じてきた。だから食料自給率を上げなければならないと、今もみんな思っている。
先祖伝来の小さな土地を守り、あぜ道に自家用の大豆や小豆を播くことは良いことと
されてきた。美徳と称えられてきた。
こんな物の考え方が日本の農業の効率化(大規模化)を妨げてきたらしい。
土地に張り付いて手離さないから大規模化が進まないわけだ。
そんなものかねぇ~~??
疲れているので切り込む元気なし。
この人の言うことにゃ、GDPに占める農業の比率は1%そこそこらしい。
だから農業に従事するのも、日本人口の1%でいいと言う。
およそ100万人だ。3人家族だと33万所帯の農家があればいい計算らしい。
3人家族というのは、息子夫婦とばあちゃんか?
それとも親夫婦と結婚してない息子か?
3人で村を守りながら、環境に配慮しながら50~100ヘクの田んぼができるか?
私から見ると、鍬も鎌も握ったことのない経済学者さんの机上の話だよ。
農家を馬鹿にするのもいい加減にせぃ・・・
石油と石からできた物でも食っておれ。
更に農業生産量の向上は、ひとえに化学肥料だと言っている。
有機肥料では収量は上がらないとこき下ろしてくれている。
農薬の出現については一言も触れていない。
おまえなぁ、片手落ちだし、ちっともわかちゃねぇな。
あぁぁぁぁ~~、眠い!