もずの甲高い声が響き渡っています。
西条柿(渋柿)が熟しになるとカラスにやられるので早めの収穫です。
干し柿にするには気温が高すぎてカビが発生します。
ほんのりと黄色く色づいたのは、置いておけば軟らかくなります。
どれをちぎろうかなと枝を見上げたその上は真っ青の秋空。
トンビが一羽弧を描いて回っていました。
これって日本の原風景だと思いませんか。
そこで一句
柿の実を 見上げる空に トビが舞う なんちゃってね。
実生のコスモスがこれまた秋風に可憐に揺れています。
空に響き渡るもずの声、風に揺れるコスモス、色づき始めた柿の実、
青空に舞うトビ、そして頭を垂れてきた稲穂、極めつけは上品な
香りを漂わす金木犀の花。
秋の演出が出揃っていますよ。
仕事が忙しくゆっくりと愛でる時間はありませんが、せめて忙中の閑。
詩でも俳句でも短歌でも、何かで表現してみたいものです。
田んぼの隅ではこんなのが色づいています。
玄米が緑色のおいしいみどり糯。歯ざわりが一ランク上です。
間もなく鎌で手刈りしてハザ掛けします。
中学の頃から鎌で刈るのを手伝っていました。
サクッ サクッ サクッ っと鎌で刈るのは上手いものですよ。
刈る時の音とリズムを聞けば、上手いか下手くそかすぐわかります。
仮植えしておいたニンニクが発芽してきました。
これぞホントのニンニクの芽。豚肉と炒めて食べるのをニンニクの
芽と呼ぶのはいかがなものかと、小生は思うのであります。
何だかんだと言って合計500片ほども植えたかな・・・・