地産地消の代名詞みたいな直売所。
客ばかり来ても売る野菜がなければ開店休業となる。
そこで農家に向けて、あんな野菜、こんな野菜、身近な果樹
などの栽培を奨める。
農家はみんな専門分野があり、それ以外は適当に作っている。
直売所に出品できるような野菜の作り方がわからないわけだ。
そこで直売所に出品したい農家向けのマニュアルが必要となる。
野菜の作り方、花の作り方・・・なんて単行本はよく見かける。
私も何冊かの野菜作りの本を身近に置いている。
本屋で売られているこれらの本と、先ほどのマニュアルは少し違う。
どこが違うかって私も驚いた。
いや驚かなかった。農家向けの指導書は得てしてこんなものだから。
私が書くのだから枝の剪定や蒔き方であろうはずがない。
防除です。農薬をかけるあれこれなんですよ。
私の目が離れなかったのは次のくだりです。
「防除を徹底する」
この表現は、農家向けの栽培暦など見ると必ず出てきます。
地産地消で安全安心という言葉はよく聞く。
市場に出すような規格品でなくてもいいのが直売所。
生産者の顔が見えるのが直売所ではないのか、あん!
ならば顔写真付きで書いて貼り付けろと言いたい。
「この野菜は私が徹底した防除で栽培しました」 とね。
なにか悪ぃ~こと言った?
このキャベツひとつのために、多くの虫を殺し環境を壊しました。
そこまで書けとは言ってないつもりだけど。。。。