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この目で見たわけではありませんが、実際の話です。
最近穿ったような、悟ったような様々な意見を吐きました。 自然農法では何も入れないのが技術だけど、 おまじないをちょっぴりしたら稲は見違えるようになる。 人目を忍んでこそっとするか、石にかじりついてでも我慢するか。 農家の意思次第。どこまでポリシーを持っているか・・・・とか、 アイガモに隠れて除草剤だの殺虫剤を撒き、アイガモ米ですと 言って全量直売しているとか・・・・ 何の話かわからなかったら少し遡って読んで下さい。 その話を踏まえた上で、聞いた事実をお話します。 そうだ!昔話し風に進めよう。 昔々のその昔、あるところにひとりの百姓がおったそうな。 薬や金肥を使えば米がたいそうたくさん取れることを知っておった。 そんな農家を束ねている庄屋どんは、米の売り口はないものかと 探しておった。農薬を使わない、金肥も使わないならよそより高く 買ってくれるお得意さんを見つけた。 なんでもそこは客を集め、安心・安全な食いもんを探してはみんなに 紹介して販売しておったそうな。 庄屋どんはぎょうさんの百姓に声をかけ、薬と金肥を使わんちゅう 約束をしてくれたら、それなりの相場で買うてやると約束したそうな。 草が生えても虫が来ても、みんな歯を食いしばって頑張りよるなかに、 さっきの百姓は考えてしもうた。 ワシだけこそっと薬振っても、金肥振っても、誰も見てなければ ばれることはなか・・・そうすればぎょうさん米が取れるしお金も入る。 その百姓は知らんぷりして取れた米を庄屋どんに渡したそうな。 壁に耳あり障子に目あり。神様はちゃんとお見通しや。 これを 天網恢恢 疎にして漏らさず、と言うんや。字は合ってるかな? 今風に言えば内部告発や。そのおっさんばれてもうた。 庄屋どんは事の次第を話さんわけにはいかへんよって、得意先に 話したそうな。あわてたのはその得意先だ。 金肥・農薬は使わへんということで、お客には高く買ってもらってんのに 嘘ついたことになる。 しょうがないから得意先は買った全部の客に断りして弁償したそうな。 その金額はなんでもイチオクエンが近かったらしい。 庄屋どんの世話する米は、そこにははもう買わへんようになった。 庄屋頼みで頑張っていた百姓もみんなこけてしもた。 意識の低い一人の為に、地域の信用が奈落の底に落ちてもうた。 先般来、小生しばしば説いて心配していたのは、ここのところじゃ。 有機農法は技術よりも理論よりも、もっと大事なのはポリシー、信念、 農家としての哲学・心なんじゃ。 この心で買ってくれる人とつながるんや。 これを持ち合わせとらん百姓は有機やらん方がみんなのためや。 それにしてもイチオクエンは最終的に誰が払うんじゃろ。 庄屋といえどもこけるで~~ 以上は菜の花兄ちゃんの作り話とちゃうで。ほんまの話やで。 他山の石はもって玉を磨くべし。
by nanohana-rice
| 2011-12-04 14:13
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