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今日は早朝から防除ヘリの音が響いていました。
ヘリを載せた軽トラの後から、希釈液を入れたポリタンクを積んだ 軽トラが付いて行きます。 2トン車に大きなタンクと動力噴霧機を積み、ホースを引っ張って 散布している遠くから来た連中もいます。 家族だけで小規模に液剤を撒いている人もいます。 出穂前後の防除が一番大事だと多くの農家は思っています。 農薬を撒くことは悪だとは誰も思っていない。 私も悪とは決め付けたくない。 ただし、害虫がいればのことだ。 害虫が害をなすほどいるのなら必要悪として認めなくもない。 害虫がいないのにゼニ使って撒いてる奴はバカと言われても やむを得ないだろう。 居もしない害虫を居るものと想定していることが腹立たしい。 いないけど予防的にかけるのだ・・・そうも聞かされた。 血圧が高くもないのに、予防的に降圧剤を飲むアホはいない。 一斉防除と称して防除を義務付けていると言っても過言ではない。 言われた農家も虫を確認をしないのもおかしな話だ。 時期が来たら振りなさいと、40年以上言い続ければみんなそう信じて 振るようになるのは当たり前だのクラッカーだ。 おおきなことは私も言えた柄ではない。かって私も踊らされていたから。 私が減農薬稲作に取り組んだ23年前のこと、隣の田のオヤジから 言われた言葉を今も忘れやしない。 「薬は振ることに決まっとる。お前の田から虫が来たら弁償してもらう」 その人も言いにくかったのか、人を通して伝えてきた。 当時はおとなしかったねぇ~。言い返さなかったから。 今だったら10倍、いや20倍にして言い返すだろう。 今日振った大量の薬はどこに行くんだろう・・・? 葉にくっ付いて乾燥したら原液と同じになるだろうな。 水や泥の上に落ちたのはその後どうなるのだろう? 多くの農家は、「微量だし今の薬は安全だから問題にしなくていい」 「分解してわからなくなるさ。例え海に出ても薄まるからいいの」 きっとその程度の認識しかないのでは? 農薬への感心はその程度のはずなのに、原発事故後の セシウムだの放射性ヨウ素への感心が高いのには驚いています。 日本国民は核アレルギーを持っているからか? それとも消費者の関心が高いからか? 政府も「ただちに影響の出るレベルではありません」 っと言っているのだから、素直に信用すればいいのに。 出荷停止になった牛肉に含まれていた放射性物質の量なんか 微々たるもんだよ。暮らしの中では想像も出来ないほど小さな単位だ。 国が決めた暫定基準に比較して高いというだけのことなのに・・・ なんて言って、別に放射能汚染が大丈夫と言ってるんじゃないよ。 放射能汚染をここまで言うのなら、農薬による環境汚染も騒いで もらいたいものだ。片手落ちの感ありだ。 放射能汚染への危機感は大きいが農薬のそれへは少ない。 農薬は科学的知見に基づいて安全です・・・・という話はよく聞く。 でもそれは、一生の間に食べ続けても異常が出ないだけの内容に 話を絞っている。食べて安全か否かだけのこと。 環境中に放出された農薬成分が、どのような動きをし、どんな形で 人類に戻ってくるのか、ちっとも研究されていない。 新薬の開発は急性毒や慢性毒、変異原性や魚毒性の調査だけ。 地中や海中でどのように分解され、鎖が切れて分子の小さくなった 物質がさらにどう変化するのか。 そんなことは製薬会社は知ったことではない。 最前線で使っている農家も知ったことじゃない。 売って振らす側もそんなこと知るもんか。 口に入れる側も食べてガンにならなきゃそれでいい。 200年後の責任は誰が取るのだろう。その時の政府に責任はない。 今を生きている人に責任があるのだが、み~んな死んでいる。 レイチェル・カーソン女史の警告は、現実には忘却の彼方か。 わが憂慮も大河に打った一本の細い杭に例えられよう。 河の流れに何ら変わりはないんだ。 自然を愛し環境を考える百姓のつぶやきでした。
by nanohana-rice
| 2011-08-26 22:59
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