我が家の田にこんな草が生えました。
久しくご無沙汰していましたと言っています。
我が家の田んぼでこいつらを見るのはホント久しぶり。
左からタマガヤツリ、イヌホタルイ、チョウジタデ、ヒメミソハギ、右端は
ご存知イヌビエです。
当地で言う花火のススキノカラマツ(線香花火)に似て、パァ~っと花が
咲いたようなのがカヤツリクサ。タマガヤツリはこんな具合です。
花の部分が球状です。水田はおもにこちらです。
田植え後2週間保ったはずの深水が、どこかで油断ならぬ
水断をしたのでしょう。
生えたと言っても、一部の田んぼでチラホラ程度です。よかった!
良くないのはこっち・・・
説明がなかったら、走り穂が見えたぐらいのことです。
これはとんでもないことが起きているんです。
もう20日先が出穂の朝日の中に、今が出穂期の旭風が混ざって
いるのです。大半の田んぼがこの状態です。
二つの稲の刈り取り時期は20日以上も離れています。
旭風は我が家の近くにまとめて作付けし、スズメ対策をしています。
4.5反のつもりが1.2反だけになっちまった・・・
それも家から離れているからスズメの害が集中するでしょう。
悪いことに朝日と思い込んで補植に使ったものだから、
5町5反に分散してしまった。これを刈って集めるのは不可能。
それぞれの田でスズメの食害を受けるでしょう。
播種時点で間違えたから、一株が朝日と旭風になったりして。。
旭風を指名するお客さんが多いのに、さて困ったものだ。
原因は播種時点で、旭風の種子と朝日の購入種子がどこかで
入れ替わったものです。
旭風と思い込んで購入種子を播きました。ここまではまだ良かった。
朝日の購入種子と思って旭風を播き、そのホッパーの上から
我が家で採種した朝日の種子を入れてしまった。
二つの種子は播種機のホッパーで混ざりながら播種されました。
苗代ではきちんと分けたから、旭風を植えたつもりの田には朝日
だけが、購入種子を植えた田には旭風がきちんと育ちました。
でも残り苗や混ざった苗が全田に散らばるはめに。
あぜ道に立って出るのはため息ばかり。