小雨のぱらつく早朝、花盛りのヒナゲシをすき込みました。
これで全てが土の中に返りました。
こちらは小麦緑肥の再耕耘前後です。
同じ部分を写しています。
どちらが安心して田植えが出来るか決まってます。
秋に籾殻を入れた田の土です。
黒くなってもうフカフカしています。
朝6時半からトラクターに乗り、止めたのは午後8時。
夕食の後は草刈に備えて、自走式モアーの注油点検整備。
終ったのは10時を過ぎていた。
どうしてこんなに農家って忙しいのだろう・・・・?
近所の農家が稲つくりを止めました。
離れて暮らす息子が農家をしないと言うので撤退するらしい。
35石の新品乾燥機。4インチ籾摺り機も新品同様。
コンバインもやがて引き取られる。トラクターはすでに無かった。
フォークリフトもある。籾を貯蔵するホッパーもある。
長年かけて揃えた農機具は、いちど手放すともう揃わない。
稲つくりの初期投資は驚くほど金がかかる。
もったいないことだ。
退職も目前の息子はなんで農家を嫌うのだろう?
退職後の運動を兼ねてすればいいものを。
泥まみれになってまで米を作ることはないと思うのか。
一年分を買っても安いものだ。
野菜つくりと違って稲つくりは楽なと思うんだが。
若い時から身体を動かすことをしていないと、退職が近くなってから
おいそれと始めてみても、体力がついてこないかな?
いやいや、もっと重要なことが隠れていると思うのだが・・・
稲作りって楽しくてラクでけっこう収入になるという話を、もしかしたら
その親父さん、息子に話していないのではないのか?
暑いし、エライし、米価は安いのに資材費は高いし・・・・・
もしそんな話を面と向かってしていなくても、折に触れてこぼして
いたらサラリーマン家業の息子は後ろに寄るかも知れない。
村の存続のためにも、近所の若い連中を集めて話をするべきかと
以前から考えていた。
別に若い衆に限ったことではないけどね。親父でもかまわん。
トラクターやコンバインの話もすればいい。
しかしそんなことしたら、必ず嫌う奴が農家の中から現れる。
そんな輩こそ、実は村の農業の足を引っ張っている奴だ。
んん・・・・思いつくのがいるぞ。。。
今夜は酒の勢いでついつい書いてしまった。
さて、実現するかな?
冷たいビールの準備も要るだろうな・・・・