一週間前に叔父の法要がありました。
手元に配られた経本に、食前の祈りの言葉が書いてありました。
たしか 『・・・味の濃淡を問わず、品の数にとらわれず・・・』
だったと記憶しているのですが、間違っていたらごめんなさい。
今、こんな言葉をうかつに口にすると、変人扱いだろうな。
比叡山でもこの言葉を奉じてからいただくそうです。
はやりのグルメ番組を見ていると、あほらしくなってしまうのは、
やっぱり私だけかもしれません。
口を喜ばすために贅の限りを尽くすような番組になると、
見る気さえ無くしてしまいます。
B級グルメで喜ぶ範囲だったら私も 「いいなぁ~~っ」って喜びますが、
命をつなぐ食料であることを忘れ、肉、エビ、貝、カニと山海の珍味を
貪るようにタレントが人の金で食っているのを見ると、腹立つ以外の
何ものでもない。
きっとそんな旨い物を食うこともない身のひがみだろうね。
さて、今夜は晩飯後に工作をしました。
名づけて 「猫用自動閉じドア」。
我が家には可愛い可愛いクーちゃんという猫がいます。
夜の睡眠は人間様と同じ寝室で、気が向けば布団に入ってきます。
朝までには必ず何度か部屋を出入りします。開けるのは手で上手に
開けるのですが、悲しいかな閉めることを知らない。アホの所以だ!
ドアが開いたままになると、冷たい廊下の空気が流れ込みます。
そこで考案したのが自動閉じドア。
滑車1個と戸車2個、水を入れたペットボトルや細い紐、
あとはビス類です。
一番考えたところがここ。
350ml ほど水を入れたペットボトルの重しを利用してドアが静かに
閉まります。
蝶つがい近くを引っ張りますから、ドアを全開にしても、重しの動く
距離は大きくありません。
戸車をもうひとつ使えばペットボトルが柱から離れますが、
また気が向いた時の宿題です。