昨日の話しの続きです。
お隣さんとの境界線となる畦です。
畦の中心が境界となるので、草の面倒も半分みます。
ラウンドアップできれいにしてあります。
私の方は刈る前でよく伸びています。
さて、どちらが良く管理されているでしょうか?
薬剤処理した方がどう見てもきれいですね。
私の側は草なんか伸ばして横着しています。
草刈の手間が省けて、カメムシ対策にもなる
というので、グランドカバープランツの話を耳にします。
センチピードグラスが有名です。
どうも私はこれが好きになれない。
田の中は稲だけだから、稲の葉や汁をエサにする虫と
その天敵、いくらかのただの虫しか棲むことが出来ない。
畦にはたくさんの種類の草が生えているから、それを
エサにする多種類の虫が棲息できる。
更にあぜ道は虫を通じてたくさんのカエルやヘビや
鳥を養っているとも言える。
こんな畦にハーブなんか植えた日にはどうなると思う?
人間が見た目にはきれいなかもしれない。
山ではすでに答えが出ているのはご承知だと思う。
あぜ道のたくさんの種類の草は、山の天然林と同じ。
それを杉・桧に植え替えたら見た目はきれいだ。
鹿やイノシシ、熊にリスにサル。鳥たちもだ。
山の生き物たちは食べ物がなくなってしまった。
あの大きな月の輪熊の食べ物はドングリなんだよ。
ウサギや狸を喰っているんじゃないんだよ。
その結果、動物たちがどんな行動にでているか、
話さなくてもわかるだろう。
いまあぜ道で同じことが行われつつある。
それがあたかも時代の先端であるかように錯覚している。
報道も良い事のように伝えている。
山の杉と同じで経済の面だけ捉えては危険な気がする。
そうだそうだとホットに騒ぐことも大事だ。
でもホットな中にクールな考えも持ちたい。
クールな目は時に冷徹にもなる。
経済性を無視することすらあるだろう。
盛り上がった社会の流れさえ批判することになる。
それが社会正義というもんだ。
ちょっと酔っ払った菜の花兄ちゃんは
こんなこと考えているんであります。。。。ヒック!