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久々のへの字教室です。
への字稲作では、出穂45日前にドカンと振ったら、後は水を 入れるだけのはず。 元気な苗を疎植、細植えしておけば、病気とも虫とも縁はないはず。 なのに稲を見ては何かしたくてじっとしていられない人が多い。 そんなひとは慣行農法でこまめにつなぎ肥をいれたり、暦通りに 薬振りをやっていたほうが、心が休まると言うもんだ。 ということで、硫安振ったら用のなくなるへの字稲作だから、 今夜はその先を考えてみよう。 除草剤だけは使うが、殺虫剤や殺菌剤は使いたくないし、 肥料は有機肥料を使いたいという人への話です。 稲作りにもいろんな段階があるけど、ここまで歩みを進めれば 有機稲作へは手が届く直前です。 コスト低減は余計な資材を投入しないことに尽きます。 私に言わせれば、余計な資材とは、土改剤、殺虫剤、殺菌剤、 除草剤、最後に化学肥料だ。 田に住む微生物や微小動物達にとって、有益なものは何一つない。 そしていずれも高価だ。 低コストで稲を作るために有機稲作を選択するのは、私の 本意ではないが、それも有機農業への一つの入り口だ。 上質の畜産廃棄物を上手に使えば、除草剤以外の余計な 資材は何も使わないで済む。 この話をしよう。 殺虫剤を使わないためには、周囲より遅れて成長させなければ ならない。そのためには田植えを遅くすることも有効な手段です。 そして、生育中期に真っ黒になるように肥効をコントロールしたい。 有機肥料と言えども、早くから投入しておくと、田植え後すぐ効いてくる。 田植え前30日以内に入れるのが理想だが、天気や仕事の都合で なかなかできない。 できれば冬とか、前年の秋に入れて済ませるなら田植え前は 旅行にでも行ける。 そこで私の緑肥稲作からヒントを得たい。 冬中田んぼに水が溜まっていたり、ジルジルだったり、春まで雪に 覆われている地域では無理であると、最初にお断りしておきます。 油断したら冬草・春草が茂るような地域ならやってみて欲しい。 まず秋でも冬でもいいから、牛糞なり豚糞なり鶏糞なんかを 必要量振っておこう。土と混ぜたらあとは放っておけばいい。 入れた糞の成分を草が吸って勝手に茂ってくれる。 それを田植え前(30日~10日)にすき込んでおく。 除草剤は使うのだから、すき込みの時期にこだわらなくても良い。 糞の成分は草が吸っているから、稲には糞は効いてこない。 草が腐ってからゆっくりと肥料分を吐き出してくれる。 ここのメカニズムが稲をへの字生育にしてくれるのです。 への字生育になればもうしめたもの。一切の予防から手が切れます。 私の緑肥稲作にしようとするなら、すき込みの時期とか生草重量 が問題になりますが、そこまではちょっと・・・・と思われる人はやって みてください。 有機肥料を使ってへの字生育にし、超低コストで米を取ってしまうこの やり方。初めての人でも挑戦し易いと思いますよ。 もしもだ、少しならお金を使ってもいいやと思うなら、何か花の種子を 播けばみんなが楽しめるぞ。楽しい稲作の第一歩となれば祝着至極だ。 緑肥を使ってへの字生育にしようという提案、きっと初めてだと思うよ。
by nanohana-rice
| 2010-08-11 23:25
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