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待ちに待った出穂45日前、やっと来ましたよ。
ここで振らねばいつ振れる。ワシが振らねば誰が振る。 田中、デンチュー先生みたい。タナカとちゃうで!! 待ちに待った硫安のドカン肥は焼酎呑んで振るといいらしい。 酔拳肥振りの術だ。ここで恐れては茎数が不足する。 硫安でなくても構わん。去年の残り肥があればそれでもいい。 生育中期に一番元気になりさえすればへの字稲作。 硫安は窒素含有が高くて安くて即効性だし、時が来れば肥効が 落ちてくる。 15%窒素で、20kg3000円の化成肥料と、21%窒素の 硫安20㎏800円とでは、窒素1㎏当たりの価格はどんなに違うか。 計算できないようだったら百姓やめろ。 こんな計算も人任せにして、いわれる通りをやってきた証拠。 儲からん百姓やってきた証拠だ。 自立する農家はこのくらいの計算はやって欲しい。 硫安の理由はそんなところだが、なんで窒素単肥だけでいいのか。 硫安には稲の喜ぶ硫酸も含まれている。 窒素・リン酸・カリ・・・の三要素ばかり言うが、稲は他にも欲しがっている。 苦土(マグネシウム)・硫黄・石灰(カルシウム)の三つだ。 合わせて6要素で話をしないと片手落ちになる。 硫安という単肥だけで20年、立派に米は取れた。 実際にやってきた私を素直に信じれる人は幸せだ。付いて来なさい・・・ 西洋の教祖みたいだね。 この単肥論は次回にゆっくりお話しする。 今日お見せしたいのは出穂45日前の私の稲の姿だ。 これ一枚しかないのです・・・・スマン この稲はへの字稲作元祖の井原 豊氏が自ら交配育種した品種です。 朝日を母親に、コシヒカリを父親に持つ 『旭風』という稲です。 例年8月21日ごろが出穂時期です。さかのぼって今が45日前あたりです。 ドカン肥を振る無肥料出発の稲では、ここまでの茎数はないでしょう。 最近土用並みの暑さが続いているから、緑肥の肥効も早いようです。 だから無肥料出発の稲はこれより茎数が少ないと思ってください。 株によるとピローンと長い葉が出ています。 この葉は第10葉もしくは第11葉です。 この長い葉が出る頃、8葉・9葉から太い分けつが出ます。 太い分けつ=太い茎→大きな穂 このために施肥は45日前まで待つんじゃ。 私の稲はポット苗を、坪33株植えにし、一株は2~3本植え。 疎植・細植え、そして苗にとって浅く植えさえすればこの姿になります。 私が何かの技術でこんな稲にしたのではないですよ。 あんたの稲がこれと同じような姿をしていたら合格です。 井原氏の写真集にもこれと同じような写真があるはず。 本のはもっとさびしいってか? だからさっき言ったでしょうに。私のは緑肥がすでに効いているんだって。 焼酎飲んで振る前に、必ず茎数を数えること。 目標とする本数の5~6割だったらドカンと振ればいい。 7・8割もあったら前年の窒素が残っていた証拠。 こんな稲にドカンと振ったら秋まで待たずにこけてしまう。 どんなに振りたくてもここは我慢だ。 もう1ヶ月して色がさめるようなら穂肥を振ってやれば稲も家族も喜ぶ。 反対に3~4割の茎数しかなかったら、これぞ焼酎の出番。 思いっきり振ってやれ。 「こかすのが怖くて稲つくりやってられるかってんだ」ってな調子でね。 ドカン前の茎数計測、必ずするように。しない人はあっち行って。。。 さて、今宵も更けたようなのでこのあたりで。 今夜はにごり酒です。それも高いやつ。うまいねぇ~~ 次回は硫安にこだわってみよう。
by nanohana-rice
| 2010-07-08 22:50
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