ポット苗をご存じない方用の記事です。
田植えに使う苗は大別してマット苗とポット苗、そして地球苗です。
地球苗とは昔からある方式で苗代に籾を直接播き、手で植えます。
マット苗は苗箱に土を入れてその上にパラパラと籾を落とします。
根がお互いに絡んでマットを形成するのでマット苗と呼びます。
大半の農機具メーカーの方式はこちらです。
ポット苗はみのる産業と言う農機具メーカーだけが採用している方式です。
苗箱と苗を斜め上から見ると
一粒播きと二粒播きを引っこ抜いてみると
指の先ほどの植木鉢の中に土と籾を入れて育てています。
画像は丁度植木鉢から引っこ抜いたのと同じです。
鉢の下にあいている穴から根を大地に伸ばして肥料を吸収しながら育ちます。
田に植えると一粒も二粒も三粒も、同じ大きさの株になります。
苗箱を下から見るとこんなの。
苗箱の下に根切りネットという寒冷紗みたいなものを敷いておくと、
苗箱だけがバリバリと音を立てて剥がれます。
この苗を坪33株植えにしたのがこの画像。
疎植・細植え・深水・黄色い苗、そして緑肥によるへの字生育をしますから、
ご覧の通り水ばっかりが見えます。これがウンカの目をごまかす最適の方法です。
植え付けについて。
各ポットにあいている下の穴から鉄棒が突き上げて一列ごとに根鉢ごと抜くと、
保持金具が捉まえてベルトコンベアーの上に置きます。
コンベアーで送られて落下する寸前に植え付け爪が土の中に差し込みます。
一列の最後の苗が落ちる寸前に、次の列の苗がコンベアーの上に乗せられます。
その微妙なタイミングは見ていて飽きません。
植木鉢で育てているホテイアオイに薄紫の花が咲きました。
昨日の記事のヘビのこと。
昔の歌にありました。 ♪ あなたが噛んだ 小指が痛い・・・
私の場合はこうだ。 ♪ シマヘビが噛んだ 人差し指が痛い・・・
ムードもへったくれもないね。ヘビ姉ちゃん、恩返しにまだ来ないね。。。。