寒中お見舞い申し上げます。
この言葉通りのすごい寒気が来たもんだ。
今日のもしつこく田んぼから。
このブログで田んぼの勉強している人がいるらしいから、
しょうもないことだけどアップします。
田の外側から3列分を残して中央部分をまずは耕します。
一番問題になる部分は、ロータリーを上げ下げしたところ。
上げると穴になり、下ろしたあとは山ができる。
周回は内側から始めます。
最初に耕すのが、ロータリーを上げ下げしたところ。
ここをうまく処理できなかったら、玄界灘の荒波になる。
下手なオペレーターが仕上げると四隅に山と池ができ、
枕地の一番内側の列が玄界灘になってしまう。
四隅にはトラクターの腹の下になって耕せてない部分がある。
画像の左は未耕の枕地。
一番内側一列だけを耕したところです。
その右側に見えているのは中央部分です。
耕した本人が言うのもはばかるんだが、荒波になってない。
ポイントは以下の二つだけ。
1. 水平制御は殺す(スイッチOFF)。
2. ロータリーの後ろの鉄板は押さえ気味にする。
ここを耕す時には、穴や山でトラクター本体が左右前後に揺れます。
このとき水平制御が働くと、押さえるべき時に持ち上がったり、
押さえては困る時に下がって土を引っ張ったりします。
OFFにして固定すると、強引に全体を均してくれます。
このときに板をバネで押さえ気味にしておくと、さらに平らにする作用が
働きます。
たったこれだこれだけのことで、きれいに仕上がるわけですね。
たったこれだけのこと・・・・でも気が付くまでに何年かかっただろう。