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苗代跡にいろんな稲を植えています。
その中のいくつかを鎌で手刈りしました。 納得のいくまで研ぎ澄ました鎌で、サク、サク、サクサクサクサク・・・おぉ!そば屋~ 南春夫の俵星 玄蕃ではないが、サクサクと気持ちよく刈れました。 21歳の秋までは家族総出で鎌で刈っていました。 5株を5回、計25株を一束にしていました。大きな束になっていました。 その後2年故郷を離れている間にコンバインなるものが導入されていました。 今は手こぎの脱穀機が小さいので15株ぐらいを一束にします。 去年の藁を6・7本下に敷いてその上に刈った稲を置きます。 2・3日もすると乾いて細くなるので、敷いた藁で縛って穂木にかけて天日干しにします。 あとは脱穀機で籾にするだけ。 追々にその光景はお見せします。 今日のポイントは鎌研ぎだ。鎌に限らず刃物全般ね。 使い捨てもいいけど、切れなくなったら自分で砥石で研ごう。 特に農家は刃物を使う用が多い。ぜひとも研ぎたい。 私が使っている草刈鎌は木鎌と違って薄く細身です。 ハガネは下側にだけ付いています。出刃包丁も同じです。 刃物を研ぐ時には、刃は必ず向こうに向けること。 手前に向けているのを見かけるがあれはダメ。 押す時にこそ力がはいる。そのときに研げるのです。 手前に向けると刃先に紙みたいなカエリが出来てきます。 ハガネが付いていない側を先に研いだら、 仕上げとしてハガネ側を砥石にぴたっと当てて真っ直ぐに研ぎます。 ハガネ側は決して斜めに研いではいけない。 どんなに高価な刃物でも、片刃の刃物はこれをやったら一発で終る。 中央の凹んだ砥石はブロック塀なんかで擦って平らにすること。 一般の砥石は表面が平らなことに価値があります。 彫刻刀は片手で持ち、人差し指の先で刃を押さえます。 指の感覚で砥石にどのようにあたっているか感じ取ります。 砥石に吸い付くようになったら終了です。カミソリに負けないほど切れます。 私の刃物の見分け方。 1.ハガネの種類を聞いてみる。 ハガネにも種類があって最高級は玉ハガネだろうけどこれは別格。 一般に使われている最高級は青紙1号。数字が大きくなると悪くなる。 2.ハガネの部分とそれ以外の鉄部分の違いがはっきりと見えること。 上質のハガネと軟らかい質の鉄がくっつけてある証拠。 こんな刃物は、わけなく研げて切れ止まない。 色の違いがはっきりしない刃物は、軟らかい(粗悪な)ハガネと、固い鉄とで作っている。 いくら研いでも刃がつかないし、すぐに切れ止む。 おわかりいただけましたかな? 3.わかりにくかったら刃物は高価な一品を買っておく。タダでゼニは取らないよ。 安物の刃物は直ぐに切れ止んで、研いでも研いでも刃が付かない。 岡山県北におじいさんがやっている鍛冶屋がある。。。。今はどうかわからないが・・・ そこで買った包丁各種。忘れるほど切れが止まない。切れなくなったら研ぐのだが、 直ぐに切れるようになる。 安物は砥石の上で硬い音がしてつるつる滑る。全体が硬いわけだ。 この包丁は砥石に吸い付くようで、押して重く感じる。砥石で刃先が削れていると実感できる。 ステンの包丁と違い見た目には汚いが、包丁としては最高級品だ。 若い人への刃物教室でした。 そうそう、散髪屋さんがカミソリを使う前に、牛革のバンドみたいなもので研いでいたのを 知っているかな?今は替え刃を使うからそんなことしなくなったが。 パタパタと音を立てて素早く研いでいた。 常に刃先が進行方向に向いているんだよ。砥石で研ぐのと同じなんだよ。
by nanohana-rice
| 2009-10-10 00:46
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