この記事はリンク集の「除草剤を使わないイネつくり」に投稿した内容とほぼ同じです。
一昨年の12月に播いたレンゲが、今年の春になって元気に咲いてきました。
この田んぼには基肥なるのもは一切入れていません。
むろん去年の秋にはレンゲの種子も播いていません。
つまり、去年の秋以降一切の資材もお金もかけていません。
すきこむ時に生草重量を計測すれば、稲に足る窒素量かどうか見当が付きます。
しかし、種子が熟してからすき込めば、この秋の種子播種もパスできます。
どんな状態の時にすき込めばいいのか、また半分枯れ始めてからすき込むことになる
のなら、腐熟を促進するために炭素率調整用鶏糞50kgでもくれてやろうかな。
レンゲは軟弱緑肥の最右翼。一気に腐って稲へのダメージが大きいことも確か。
課題がいろいろとあります。
しかし究極の安上がり緑肥稲作になることには間違いない。
もし鶏糞50kgだけで終ったら・・・・1反に4袋、たったの400円だよ。
400円の鶏糞代だけで、あとは何も足さずにうまくいけば9俵の米が取れるわけだ。
これは稲作の革命だよ・・・わかる?
ま、あくまで「たら」の話だ。「ます」ではありません。
以上が今年の私の研究テーマです。
レンゲに限らず豆科植物を使えば、面白いことができそうだ。
現代農業5月号は豆科植物利用特集。山口の彼女も出ています。