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田圃に遊ぶ・・・


自然を愛し環境を考える   お兄ちゃんのブログです。
by nanohana-rice
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つれづれなるままに

 台風が列島を直撃のようです。被害が出なければいいのですが。 

14日、15日と有機稲作の会員の田んぼを視て回りました。
見て回る・・・のではなく視て回るのです。
抑草に成功した人、そこそこの人、逆襲を受けてブルーな人と色とりどり。
緑肥もそれなりに茂っていたはずなのに、打っちゃりをくらっている人は、
この先の対策が見えなくなっている。
何をすればコナギがなくなるのかもうわからない状態。
ここはひとつ一肌脱がねばなるまいか。

 春に菜の花が良く茂っていたから大丈夫かなと思って秋に訪ねると、
株間にびっしりと茂ったコナギがお待ちかねです。
肥料分を横取りされて稲の株は小さいし、葉の色は薄すぎる。
4月と9月に皆さんの田んぼを回るだけでは途中がわからない。
問題はここにあると見た。
かと言って、作業ごとに私が立ち会うわけにもいかないし・・・・
かく言う私も全てがわかっているわけではないし・・・・
私の田んぼでも緑肥の茂りの悪かった場所には確実に生えてくる。
緑肥でコナギを抑えることが本当にできるのか、という疑問に対しては
「YES」と自信を持って答えることはできます。ただし条件が良ければだ。
いくら菜の花やレンゲが十分に茂っていても、すき込みのタイミング、入水
時期、どんな代掻きをするかなどによっては、隙間を狙って逆襲してくる。
私の場合はタイミングを外さないように作業しているから、当たり前のここと
して人には話さないことがよくある。これが良くないのだ。
慣れない人には、右足の次は左足を前に出して歩くのですよと、こと細かく
話すべきなのかな?

 私の話を講演でゆっくり聞いている人もいれば、後から入会した人は
集まりのあった時に話すポイントだけしか知らないのではないのか。
菜の花を咲かせれば草が生えないらしいぞ、なんて簡単に鵜呑みしている
人は、何年やっても成功の域に達しない
私も自責の念を込めて、失敗の責任の5割は私にありか。
残り5割は本人の責任とさせていただきたい。
5割のうち3割は、基礎を自分で学んでいないこと。
残り2割記録を取らずに聞いていることだ。
聞くだけでは右の耳から左の耳に抜けるだけ。
半年したらきれいさっぱりと忘れている。
きつい表現かもしれないが成功は自分の手で掴んで欲しい。

 私も菜の花抑草を始めて18年?その間どれだけ試行錯誤をしたことか。
基礎を知るために本を何度読んだことか。お気に入りは手垢で黒い。
講演ではレジメを参考に進めるが、宙覚えでいくらでも喋る。
数時間でも平気で話す。それは頭で覚えた知識ではなく、自らが試して
実践した結果を話すのだから、体で話しているようなもの。
基礎を知らない人には、すべてが新しい話でびっくりしてしまう。
完全に消化不良になっている。
話に憧れてやってみても、悲しい結果が待っている。
まずは基本を本で勉強してくださいと伝えている。

 以前の例だがこんなことがあった。
何年も緑肥をやってみるが、草が抑えられないと言う。
そこで過去にさかのぼって工程記録を見せてほしいと頼んだ。
いつ何キロの基肥を入れて、いつ播種して、排水対策はこうやって。
いつすき込んで、その時に㎡あたり何キロの生草重量があって、いつ水を
入れて、どんな代掻きをして、いつ植えた。その後の水管理はこうやった。
むつかしい話ではない。日記を見せてもらうだけのことだ。

 資料を見て私は言った。
「こんなことをして下さいと、話した記憶はないのですが・・・」
「私がしていることとかなり違うでしょう。何を聞いていたのですか?」
聞いてはいるのだが、記録していないだけのこと。
話を思い出しながら作業するけど、ついつい自分流が出てしまう。
何気なく聞いた話は案外こんなところなのです。

 話を戻すと、所属する有機稲作の会員にこの先何を伝えればいいのか。
思うに幾人かの人は基本が理解できていないようだから、まずはここから
みっちりと伝えなくては。
コナギを抑えるにはコナギのことを知らなければ話にならない。
敵を知れば百戦危うからずだ。むろん、ヒエについても同じだ。
会議に便乗して行う研修会では不十分のようだ。
どうしても目先の作業の注意点に絞ってしまう。
基礎をみっちりと書いた資料も作ったほうがいいかな?
ブログを書かなければ時間もできるというものか・・・・・・・
できたら一冊にまとめたものが欲しいともよく耳にする。困ったな!

 すってんころりんの続きですが、
皮膚の剥けたのはゆっくりと治っています。
問題はわき腹の痛いことだ。レントゲン写真では折れてはないらしい。
しかし一本の線として見える肋骨の影が、不連続に見える。
このあたりにもしかしたらヒビが入っているのでしょうな。
しばらくは痛いけど、そのうち治るでしょう。お大事に・・・
っということだった。
咳やくしゃみが出ると痛いのなんのって。

 黒大豆の虫取りをすると、どうしても用水路を飛び越える。
幅1.2ⅿの用水路を飛び越えると、息が止まるほど痛い。
数回飛んだら仕事したくなくなった。これはアカン!
小さなヒビが大きくなってしまう。あるいは折れてしまうがな!
農繁期も近いし、安静にしてやらないと体が怒ってしまう。
 
 長文になったから読み返しなしで送信!


by nanohana-rice | 2017-09-16 23:03
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