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くそを付けたいほど暑いです。 こうも暑いとゆっくり効いて欲しい肥料が早くから効きだす。 7月7日の稲の姿から何かを感じ取ってくれたでしょうか? 次の画像ならどうですか? 2枚の画像で見えている稲株は、どちらも7・8本っていうところです。 本日は7月13日。この稲の出穂から遡って55日前です。 稲にとって必要な肥料は緑肥がかかえて土の中に隠れている。 まもなく梅雨が明けて本格的な夏が来るだろう。 土の中の肥料成分はそろそろガンガン効いてきます。それは目前です。 神様ではないから先のことは言えないが、もう1週間後にはこの株は きっと10数本になっているでしょう。 さらに数日後にはその倍になっているでしょう。 高温期は5日で倍の茎数になるから、今日の7本は14本になり28本になる ということです。 私の植え付けは坪33株植え。坪900本の穂が欲しいのなら1株から30本の 穂が出ればいい計算になる。茎が増えても私の田んぼでは1割が株の中心で 枯れてゆきます。30本の茎が立っても穂は27本程度になります。 以前の画像ですが見せてあげる。 これは田植え後1カ月の7・8本の姿です。開張しているのも見て欲しい。 梅雨が明けてこれから本格的な分けつが始まる直前です。 上の画像からちょうど10日後に撮影したのが下の画像。同じ田んぼです。 10日後には30本の株に仕上がっています。これが稲の生育なのです。 これをゴリラのガッツポーズというわけだ。 この育ち方を大半の農家は知らない。あぜ道に立って「ようでけた!」と 言って感心するだけでは失格。頭が死んでる。 何株かを決めて毎日数えたら、5日で茎が倍になっているのがわかる。 これを観察という。頭を使って稲を見ているわけだ。 今日の内容で、前々回の宿題の答えが分かったと思う。 7月7日時点で20本の茎が立っていることは、実は良くないこと。 過繁茂コースをたどっているわけだ。 「隣の稲より勝っている」と言って一般の農家は喜ぶ。 たとえ50本まで茎が増えても、穂の出るのはせいぜい30本。 20本は無駄なエネルギーを使って枯れてゆく。穂が出ても茎が細いから 穂は小さめ。 どうしてこんな株になったかは、施肥説明の中から理解して欲しい。 読み返せばわかると思います。 初期茎数確保なんて言って、農家の競争心を煽って肥を振らせ、信じた 農家は金を使って踊らされている。 ちょっと言い過ぎたかな? ま、いいだろう。そんなに外れてはいないから。 日曜日は小野市で講演だが、その時に使う画像のCDが行方不明だ。 はよ探そ!
by nanohana-rice
| 2017-07-13 22:42
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