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田圃に遊ぶ・・・


自然を愛し環境を考える   お兄ちゃんのブログです。
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田圃に遊ぶ・・・ : 教..
from oryzaの環境備忘録
大志を抱いて・・・
from 幸せは目の前に。。。
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黒豆に寄せて

 2~3日に一度は黒大豆に来るハスモンヨトウの捕殺です。
潰すというより、幼虫がいっぱいいる葉をちぎって川に捨てるだけ。

 異変を見つけた樹をいくら見ても虫一匹いないことがよくあります。
雀が群がって豆の間で遊んでいます。遊ぶのではなく虫を取っているのです。
彼らにとっては貴重な蛋白源でしょう。
話変わって家で精米すると、子米除去機から割れ米が落ちます。
これを時折道に撒いてやると、スズメやキジバトが喜んできます。
きっとこれの恩返しをしてくれているのでしょう。
こだわりの里芋にも同じ虫がやってきます。20リットル缶に葉を突っ込んで、
ブルブル振るえば大半の虫は落ちてきます。しぶといのは潰します。

 以前の事、近所に販売用の黒豆を作っている農家がいました。
ハスモンヨトウの時期になると、1週間に一度は必ず薬(液剤)を撒いていた。
8月中旬から9月下旬頃までだったかな?何回かけることになるかな。
莢の表面は細くて短い毛に覆われています。この莢にかかった液剤は乾燥して
毛の間には成分がきっと残ると思う。細い毛の先端は吸着力があるから。
乾いた上にまた散布すれば重ね塗りをすることになるだろう。
農薬でコーティングされた莢は茹でても、そうたやすく落ちるものではない。
それが農薬たるゆえんだ。

 うまそうだと言って莢を前歯で噛むと中の豆が出てくる。
適当に塩味が効いていれば、莢の表面の汁を飲み込むだろう。
チューチュー吸った記憶はないかな?
市販されている枝豆は虫が喰った跡などあってはならぬ。きれいが何より。
スーパーで買っても、道端で直売している束を買っても中身は変わらない。
味気なさが残るだけ。それしか知らない人はそれで満足するのだろう。
農薬にまみれた莢をひと噛みするだけで、味を感じる部分に異常が生じても
不思議ではない。せめて指で潰して豆だけ取り出すことをお勧めする。

 以上は実験したり分析したり検証した結果の話ではありません。
市販の枝豆に味がない・おいしくないといった話から私が想像をしただけ。
聞いたことと、過去に見たことなどから考察してみました。
科学的根拠がない、精神的なものだと仰る農薬派の人もいるだろう。
そんな人は塩の代わりに殺虫剤を入れて茹でればいいよ。
でも見当違いなことを話したつもりはさらさらない。

 ついでに言わせてもらうと、野菜や果物には必ず産地というものがある。
地域を挙げて、ある農産物の生産に特化する。
白菜、キャベツ、大根、玉ねぎ、ブドウ、モモ、みかんなどなど。
稲以外の作物には必ず連作障害が付きまとう。
その野菜にとって必要な肥料成分を多く吸収すると、土中のバランスが崩れる。
その作物が大好きな虫や病原菌が異常繁殖してくる。
前者は土壌分析して、不足した要素を補えばいい。
後者の場合は、ほかの野菜と輪作したり、忌避作物で翌年は追っ払う、などの
耕種的対策をすればいいが、生産が減って生産団地としての価値が下がる。
その産地の農産物を有利に買ってもらうには、連続して作らねばならぬ。

 生産団地では土壌消毒は当然の技術。播いても移植しても成長しても、
それぞれの段階で防除が決められている。これを防除暦という。
その通りに作ることが生産農家には求められる、味や外観の均質化だ。
街の人が聞いたらおぞましく思うだろう。でも買うのはきれいなのがいいはず。

 私が家庭菜園でキャベツを作ると、モンシロチョウの青虫に必ずやられる。
特に下葉は穴だらけでレースみたいになる。
こんな株でもやがて玉が巻いてくる。玉の中に虫を見つけることはない。
でも写真やテレビでみる大きなキャベツ畑では、下葉に穴の見える株は皆無だ。

 どこかおかしいと思う私が異端者か?
農家が悪いわけではない。そうしなければ生活できない。
市場(いちば)か?市場は消費者が求めるからだと言う。
では消費者であるあなたが悪いのか?そんなことないと言うだろう。
この悪循環の鎖を断ち切るには何をすればいいとお考えになりますか?
国を挙げて血を見るほどの大ナタを振るわないと解決できないでしょう。
今宵は投げかけるだけにしておこう。
                   文責は菜の花兄ちゃんにあり
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# by nanohana-rice | 2016-08-26 22:01

少し待ってください

 毎日たくさんの方がこのブログに訪れて下さってありがとうございます。

 知人の葬儀がありまして、そちらで忙殺されています。
一段落しましたら更新したいと思います。

 WindowsXPのパソコンを入れ替えました。新しいPCはWindows10。
古いのはOutlook、今度のはライブメール。
互換性がないので過去のメールが読めません。
完全に振出しに戻った感じです。
そこで取り出したのが前に使っていたPCセット。
インターネットとつながっていないので発信はできませんが、それまでの
メールやアドレスを見ることができます。

 また文章作成はこちらのほうが慣れています。
新しいキングソフトライターでは、思うように書式設定できません。
いずれ慣れてくるのでしょうが、70歳の私にはこれがムツカシイ・・・・
マイドキュメントにあった全ての文章や画像は移し替えることができます。
昔あったワープロみたいな感じで使えばいいわけです。
A3まで使えるコピー機にUSBケーブルでつないで印刷も行っています。
これを打っている今は新しいPCで、プロバイダーとつながっています。

 明日の朝までに仕上げねばならないことが待っています。
ではこのあたりで。今後のきつい発言にご期待ください。

 でもねぇ~、ここが中国だったら私はとっくに刑務所だな。
政府を批判し、国家転覆を企てている罪でね。
出たければ当局の言う通りの反省文を書き、裁判官のまえで涙の自己批判を
しなければならないのかな?困った国だね。
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# by nanohana-rice | 2016-08-24 00:05

農地集積の反対のわけ

 前回の記事でも書きました。
 政府は農地の8割を担い手農家に集積する方針だと。
これを問題視する理由を書いてみたい。

 都会に出て行って豊かな暮らしに慣れてしまった息子が、故郷の親が
高齢によって農作業ができなくなったから、帰って来たという話は
ほとんど聞くことがない。
先祖からの田畑を荒らすわけにはいかないと、高齢の方が思っていることは
常識と思ってもよい。自らもその土地で長年生きてきたからこそ言えるのだ。

 農作業の機械化によって子供の出番がほとんどなくなった。お手伝いを
したくてもできない。
その時間はいい学校へ行くための塾通いに充てられている。
農作業で汗を流すことを知らずに育ち、多くの場合は都会の大学に行き、
そのまま都会で働くというシナリオは全国共通ではないだろうか。
私の住む村も例外ではない。

 故郷に帰って就職し、家から通う例もないことはない。
そんな中で休日に親の農業を手伝う例は、ゼロとは言わないが、
希少価値があるほどだ。定年帰農という言葉もあるが、こちらも珍しい。

 つまりだ、今、農業をやっている高齢者が働けなくなると、どうしても
元気のある農家にお願いすることになる。
お願いしたほうの農家は、若い者が農業をしたいと言ったらいつでも
できるように、農機具を残しておけばいいのだが、なぜか処分してしまう。
家族で相談し、息子の口から「したくない」という言葉を聞いたのだろう。
農業は、きつい、汚い、金にならないの 3K を親父が口にしていたのか?

 供給と需要の関係は農地にも当てはまる。できなくなった農家から
やりたい、広げたい農家が借り受けることはごく自然なことです。
ここまでなら私は問題視もしないし、口も挟まない。
ずっと以前から自然体で行われてきている。
この需要と供給の関係に政府が口を挟み、わけのわからぬ方針なるものを
打ち立て、これになびけと言い出したから小生も納まらなくなってしまった。

 将来のTTPに耐えうる足腰の強い農家、海外に打って出る農家を育てたい
らしい。後者は主に果物生産農家が対象になる。
米も一部には海外へ輸出している強者もいるが、例外中の例外だろう。
TPPに耐えられる足腰の強い農家の条件とは、ひたすら大規模にせよという。
その目標もないまま、かれこれ何年言い続けているだろう。

 その通りだと付いて来る農家を担い手農家として認定し、担い手農家に
仲間入りしないことには、国からの助成もおぼつかない。
麦とか大豆とか飼料米などに協力すれば、だれでもそれなりの補助金は
受けられるが、一番肝心の甘い汁は認定農家の、それも大規模化を進めて
いる農家や法人だけに与えられる。

 小規模でお上の言うことを聞き入れない農家だからこそ、余計に理不尽さを
感じるのだろう。いや、ねたんでいるのかと言われても致し方ない。
ねたむつもりもないのだが、協力金という制度ができてから小生の血圧が
上がり始めた。

 農家を潰し村から元気を取り除けば、村は崩壊すると私は危惧している。
しかしお上は村が活性化すると言ってはばからない。
この考えと私の考えの闘いと思えばいい。ポリシーに生きている私だ。
このポリシーを破壊しようとする相手は、お上といえども許さない。
自らの考えを曲げて生きることは死んでいるも同然と思う。
自分の農業という踏み絵を試されたら、私は火あぶりになるだろう。

 さて、明日は小学校の同窓会だ。しっかり楽しんでこよう。
閉会前の校歌合唱のハーモニカ演奏が与えられた。
閉会の辞も任されているので、「古希も過ぎたがガンバロー」の三唱
でもしておこうかな?
 続きはまたにしよう。ではお休み!  
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# by nanohana-rice | 2016-08-21 00:33

新聞広告でも

8月10日に「立秋」と題して書いた中に次のような部分がありました。

 余計なことですが、こんなみみっちぃ農家は早く止めて、担い手に指定
  された 大規模化を目指す農家や法人に田んぼを預けて欲しいというのが、
  政府与党の考えです。10年以内に8割の農地を大規模農家に集積せよと
  いうのが発せられ、予算も確保されています。
地方行政もそのように進めているし、当然JAもそれに沿っています。
 そんな逆風の中、どこまで頑張れるかな。

 私が購読している地方紙に、本日大きな広告が載りました。
広告主は「岡山農地中間管理機構」。
規模拡大をする担い手農家に田んぼを貸しませんかという内容です。
貸した側には協力金が支払われますとも書いてある。
50ヘクタールの農地を耕作している大型農家の談話が載っています。

 日本の農地の8割を集積するための予算は、こんなところにも使われている。
この管理機構から言わせると、担い手に認定されていない農家は農家ではない
わけだ。願わくば稲作りから撤退し、農機具は処分したうえで大規模農家に
預けてくれ。当座の生活費の足しに協力金を支払うから・・・・・。
口に出しては言えないだろうから、私が代弁したまでです。

 この中間管理機構は預ける農家と預かる農家の橋渡し役だけだが、ここに
ある程度権利を持った農業委員会が絡むと強制力が生じないとも限らない。
「お前みたいな農家は稲を作付をしないでくれ、いや禁止する。」
私はこれを恐れている。法さえ整えば何でもできることを忘れてはならない。
農業委員会からの冊子が配布される時にも、同じような印刷物が入れてある。
もしかしたら同じ穴のムジナかなと勘ぐりたくなる。

 季節到来とばかりに、出穂前の一斉防除を始めた○○がいる。
頼まれて防除専門に請け負っている業者も走り回っている。
振らなきゃ米は取れないと信じて止まない農家がいるからこそ、製薬会社も
売る商社も散布業者も、みんな儲かるのだ。一番○○やっているのは農家だね。
無農薬だ、オーガニックだと言ってみても、人類全体が破滅へと向かっている。
特に我が国はそういう意味では先頭を走るエリートだ。
ネオニコを禁止する国がある中、我が国は農作物の残留を大幅緩和だ。
製薬会社の依頼を受ければ、庶民の反対を無視して厚労省も素直に応じた。
詳しく知りたきゃ「ネオニコチノイド農薬」で検索してみれば~~
  
 どこか狂っている。
 どこかおかしい・・・・
 まともじゃない
 
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# by nanohana-rice | 2016-08-18 21:20

ログインが・・・・

 ここ4日ほど自分のブログにログインできない状態でした。
当方の問題ではないと思ったのですが、そこかしこいろいろ見ているうちに、
なにやらログインするためのパスワードやIDを入れなさいというページに
たどり着きました。
 自分のブログとは関係ないと思われたのですが、ダメもとで入力。
あらら不思議!その後でこのブログを立ち上げるとログインしているではないか。
もういちどそこを出してみようにも、もうわからんちん。
おじいさんってこんなものだね。

 今日は注連飾りを作る稲わらを刈り取りました。
およそ200株分。汚い袴を取って横一列で一日かけて天日干し。
稲の茎を巻いているのが葉鞘で、葉鞘の頂点から葉が伸びています。
古い葉鞘と葉を振るい落として、きれいで新しい葉鞘と茎にしたわけ。
先端の葉は乾いたのですが、根元近くの茎や葉鞘を数日かけて乾かします。
以前の画像ですが乾かしている様子。
f0197297_21181665.jpg


 あと2か月もすると稲刈りが始まります。
農事用電力使用開始を知らせなさいというお葉書が来た。
もうそんな季節なんだ。

 画像はないのですが、里芋の一種エビ芋が育っています。
大きな株の葉は、両手で抱えてもまだ3・40センチ足りない。
秋が楽しみ~~
お盆も過ぎたからサツマイモもそろそろ太ってきているのでは?
黒マルチの裾から手を入れて、大きそうなのを探します。
我が家の野菜たちは俗にいうオーガニック。
自家採取すればいいのだが、野菜によってはこれが難しい。
種子消毒してある種子を使わない方法を考えなくては。

 種子消毒で気になるのがカイワレ大根。
売っている種子はどぎつい色に染まっている。殺菌剤の色です。
我が家のカイワレ大根は、つい先日鞘から出したばっかり。
有機JAS認定の鶏ふんだけで育てる我が家のカイワレ大根は、いろんな意味で
絶品です。油断するとコオロギも喜んでやって来る。 

 今宵は近況の雑談でした。
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# by nanohana-rice | 2016-08-17 21:44

あるレビュー

 通販のお客さんが、こんなレビューを書いてくださいました。

「子供や孫、そして、これから生まれてくる未来の子供たちに、
 食べさせたい、そんな米です。」

 農園主の心を理解下さったようです。ありがとうございます。
また玄米の発芽について書いて下さった方もあります。

 玄米は発芽しないことを知っている? っと教えてくれた人もいます。
その時には何のことだか私には理解しづらかった。
農家が効率のために乾燥機の設定温度を上げているのではと思っていました。
夕方から乾燥を始めて、翌朝に仕上がっていたら、次の日も使うことができます。
私の場合は温度を低めに設定し、しかも深夜には4時間ほど停止させ、籾の水分を
均一にし、朝になってから再運転し、仕上がるのは早くて午後2時。
張り込み量と水分によっては、夕方になってやっと仕上がります。
これでは2日に1ロットしか処理できません。どっちが効率がいいか。
どっちがお米にやさしいか。どっちが発芽率がいいか。

 他の玄米に比べ、私の玄米は短時間でプチプチと発芽しますよと、画像付きで
載せて下さっています。。
どんなお米に仕上げたらお客が喜んでくださるか。
どんな気持ちを伝えたくて米を作っているのか。
おいしいとか、粒ぞろいがいいとか、異物が混ざっていないとか、農薬にまみれて
いないとか。
そんな中の一つに、米が生きているということも入れていいんじゃないの?
そりゃぁねぇ、精米したり、炊いたりすればどうせ米は死にます。
生きたままでは食べれないんだから。
でもねぇ~、生きた玄米でないと困る人もいるってことさ。
大量収穫・大量出荷することを良しとする農家も、たまには立ち止まって
こんなこと考えてもいいんじゃないの?
「大面積だから忙しくて、そんなこと考えてる暇はないのっ!」っと言われそう。
ごもっともごもっとも。
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# by nanohana-rice | 2016-08-13 22:32

どっちに理解する?

 今夜も皮肉の一席を。

 稲の出穂が近づくと予防をしましょうとお触れが出る。
出穂前後の薬まきは農家の義務みたいに思っている人が多い。
これをしないと米は取れないとも思っている。
多収穫に熱心な人は穂が出そろった後にも、もう一度振り撒く。
丁寧にすればするほど、誰かが儲かる仕組みの中にまんまとはめられている。


 今夜の紹介は、お触書きの前書き部分です。以下にその前書きを書きます。
 「今年も防除の時期がまいりました。水稲の病害虫被害防止のため、下記の
 注意事項を守って薬剤を散布していただきますようご協力をお願いいたします」

 この文章の後に薬剤名や散布時期、周辺人家への配慮、マスク着用、空き袋を
捨てるななどが書いてあります。

「  」に書いた文章はどう理解すればいいのでしょうかね。
 1 注意事項を守ることへのお願いなのか。
 2 あるいは、薬剤散布をするようにお願いしているのでしょうかね。

 どちらにとっても構わないけど・・・・・みんなだったらどうとる?
このお触書きを作った人、その通りに動く人、みんなそれぞれ自分の立場で
頑張っているのだから、批判するものではない。
しかし地球環境が断崖絶壁に向かっていることを忘れてはならない。
このお触書きの通りに実施した人こそ良い農家であり、よく管理された
米として栽培履歴を付けて出荷となるんだよ。 知ってた?
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# by nanohana-rice | 2016-08-12 23:43

やっちゃった

 ちょっとだけどやっちゃった。

 相手は私のお米のお客さん。お米を配達に行った時の事。
あるチラシを私に見せて「よかったらおいで下さい」っとお誘いを受けた。
北のほうで、なんでもなかなか腐らないとかいう思議なリンゴを作っている
お方が遠路講演においでになるという。
私も知らない人ではない。直接本人から名刺までいただいている。

「はいはい、時間があれば伺わせていただきます」と返事すればいいものを。
そのえらい方の農法をついつい切ってしまった。
このブログをずっと読んで下さっている方ならおよそ見当がつくでしょう。

 いろんな考え方があっていいし、いろんな農法があってもいいと思う。
いろんなものが許される社会ですが、許してはならないこともある。
たとえば障害者は役に立たないから殺すべきだというような、先般のあの
大事件を起こした青年の思想は、どうあっても許されるものではない。
農業の世界だって同じだ。農薬は善であるというような主張を私は許さない。
農薬ほどではないが、動物の排せつ物を否定するような考えも許したくない。
何億年と続いてきた地球上の循環を断ち切り、否定することになるからだ。

 私も農業に関してはポリシーで生きているようなもの。
そのえらい人が、ウンチもシッコもしないのなら口は挟まない。
ウンチをしない牛のステーキや、ウンチをしない鶏の生んだ卵を食べるのなら
口を挟まないでしょう。
きれい事だけで終わるのなら世間は苦労はしない。
汚いものこそ世界を支えているんだ。

 言ってしまった後で「しまった言いすぎた」と気が付く未熟者でした。
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# by nanohana-rice | 2016-08-11 23:26

立秋

 立秋も過ぎたけど、この暑さはどういうことだ?
でも小さな秋はそこかしこに。

 1 9日にはコオロギが草むらの中で鳴いていました。
 2 同じ日、夕立のせいもあったのでしょうが、風が北に変り涼しい夕刻に。
 3 10日の夕暮れは秋の夕暮れでした。
   夏のものとは完全に違っていたのです。
動物も人も暑さに参っていますが、季節は間違いなく秋に向かっています。
 土や草や水のある田舎だからこそ気が付くのでしょう。

 田んぼのあぜ道に豆を作っています。
大粒の黒大豆、小粒の黒大豆、白大豆、青大豆、そして小豆。
雨が降らないから毎日と言っていいほど水やりをしています。
特に黒大豆は花が咲き始めました。開花の頃は十分な水分を欲しがります。
樹と樹の間に生える草に手こずっています。
エンジン刈り払い機で刈るとつい豆の樹を切ってしまう。
どうしても鎌で手刈りすることになります。しゃがんだ上からはお日様が
ギンギンギラギラと容赦ない。
売るための豆ではなく、自家消費用と多くは差し上げるためのもの。
農業経営とは関係のない、生活するための農作業なのです。
大規模農業ではなく、小規模農家・家族農業だからこそできる豆作りです。 

 余計なことですが、こんなみみっちぃ農家は早く止めて、担い手に指定された
大規模化を目指す農家や法人に田んぼを預けて欲しいというのが、政府与党の
考えです。10年以内に8割の農地を大規模農家に集積せよというのが発せられ、
予算も確保されています。
地方行政もそのように進めているし、当然JAもそれに沿っています。
そんな逆風の中、どこまで頑張れるかな。
発起人が農民作家 山下惣一氏 の「小農学会」に期待するところ大です。
 
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# by nanohana-rice | 2016-08-10 22:10

写してもらった

 胃カメラで胃の内壁を写してもらってきました。
全体はきれいだけれど、一部に潰瘍みたいなのがあるようなので、組織を
採ってピロリ菌がいるかどうか検査するんだって。
結果は一週間後に聞きに行くことになりました。
とりあえず生きて帰れて良かった。

 初めて見る自分の胃の内壁。シワシワはちょうどホルモンみたいだね。
甘いもの、辛いもの、酒にビールに焼酎に。何を喰っても胃そのものは
おいしいとは思わないだろう。文句も言わずに70年間もくもくと食べ物を
こなしてきた胃だ。ご苦労さん、お疲れさん、ありがとうと言わなくては。
胃に限らず肺も足も手も身体全部だ。脳の指令するままに動いている。
身体ってホントに不思議だよ。感謝しなくっちゃね。
そして大事に使わなくては。その意味でも今夜一晩は我慢しておこう。

 

 

 
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# by nanohana-rice | 2016-08-10 00:35

暑くて溶けそう・・・

 くそ暑いとはこのことか!
昼食の後の昼寝をしていたら暑くてお目覚めだ。
正確な温度計でその部屋を測ると35度だ。
扇風機からは暑い風が来るだけ。

 普段暑いのには慣れているつもりだったが今日は降参だった。
冷房を使うのは来客の時だけ。普段の暮らしの中では用なしだ。ラフランスね。
暑い暑いと言いなが飲んでこそ、ビールの味も格別になる。
夜は田んぼの上を通った風が窓から入って来る。扇風機で十分。
かけっぱなしにしたら風邪引くもとだ。

 豊岡報告が進まないね。申し訳ない。
私事だが9日には生まれて初めて胃カメラなるものを呑む。
いや、呑まされるのだ。
ピロリ菌がいるかいないかを確かめるためにね。
ビールなら喜んで呑むが。カメラは呑みたくないね。
ビールと一緒に呑ませてくれればいいのに・・・・

 パソコンを入れ替えたので手持ちのカメラを認識してくれない。
娘夫婦がくれた新しいのもあるのだが、インストールするのが煩わしい。
そのうちその気になったらね。それまで画像はおあずけです。

 田んぼでは稲がゴリラのガッツポーズを真似ています。
出穂30日前だから、分ケツも今なら間に合う。
今なら新しい芽が出て茎になっても、穂を作るには間に合うということね。
これから2週間は上根専門で出てくる。この上根を殺さないようにするのが
これからの水管理のポイントです。
どんなポイントか知りたい? なら本で勉強して下さい。
わからないから聞くのではなく、わからなかったら本で勉強するのですよ。

 11時を過ぎたのでそろそろ風呂だ。諸般の事情で晩酌がお預けになって
いたので、風呂から上がったら今日の分を楽しまなくては。
明日カメラを呑んで、医療過誤で万一あの世に逝くようなことになったら、
今夜のビールが最後となるかもしれない。心ゆくまで呑んでおこう・・・・
ではお休みなさい!
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# by nanohana-rice | 2016-08-08 22:58

せっかく書いたのに・・・・

 昨日5日に更新しようとせっかく書いたのに、つまらん間違いで全消去。
腹立ったので寝ました。寝たほうが得だね。ひとつ利口になった。

 おいしいお米にしようと天日塩を5日に入れました。
ついでに「にがり」も流しておいた。こちらは初めて。
製塩の時に出る副産物で、普通は豆腐屋が使うもの。
成分は塩化マグネシウム。農家には苦土と表現したほうがわかりやすい。
にがりの成分を化学法方程式で書くと「MgCl²」
まぁ、そんな化学物質を入れても有機農法なのですか?と叱られそう・・・
天日塩を同じように書くと「NACl」となる。言いたい人は何でも言え。

 一般論として、おいしいお米とそうでないお米の違いは、苦土をたくさん
含んでいるか、反対にカリをたくさん含んでいるかに分けられるそうな。
鶏ふんを振っておけば、魚粉を喰っているからそれなりに苦土の補給はできる。
今回は不足しがちなマグネシウムをあえて補給したわけです。
今回の一回でお米がわかるほどおいしくなることはないでしょう。
今後は毎年の補給を重ねて土に含ませ、おいしいコメ作りの一環としたい。

 蛇足ですが説明しておきたい。
稲にやる肥料の成分は3要素として、窒素、リン酸、カリがよく言われる。
これしか知らない農家がほとんであることも間違いない。
稲にとってはこれらに加えて、カルシウム、マグネシウム、硫黄の3つを加えて
6要素としたほうが、稲は喜ぶ。食べる人間も喜ぶ。
それ以外に亜鉛、銅、鉄、マンガンなんてのもあるが、これらは微量要素で、
鶏ふんを振っておけば全部含まれている。
にがりはこんな微量要素の塊と思えばいいだろう。

 それにしてもその日は極度に暑かった!35℃を超えていたはず。
なんで田んぼには日陰も冷房もないんじゃ?
昼ごはんに家に帰ったのは午後1時を過ぎていた。
シャワーもせず、茶碗に飯盛った途端にピンポーンときたもんだ。
その客が帰ったのは午後3時過ぎ。それからやっと遅い昼飯にありつきました。
お楽しみの昼寝もなしで、また燃えるような外へ。
すべての仕事が終わって家に帰ったのは午後8時はとっくに過ぎていた。
どぼじて農家はこんなに忙しいんじゃ?
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# by nanohana-rice | 2016-08-06 23:03

豊岡市を動かしたもの 2

 コウノトリのエサとなるカエルや魚、昆虫、はては蛇まで。
農薬や化学物質に汚染された生き物ではなく、全ての命が健康に棲息
しなければならない。わずかといえども汚染されていてはならない。

 「銃口の先」でも発言したと思う。食物連鎖の下に位置する生き物は
わずかな汚染でも、それを喰らった上の生き物は、喰ったエサが溜め込んでいた
汚染物質全部を取り込むことになる。
ミジンコが体内に1PPMの水銀を持っていたとすると、それを喰ったメダカ
には5PPMが溜まる。メダカを喰ったナマズは10PPMになってしまう。
これを生物濃縮といって食物連鎖の頂点に近い生き物ほど高濃度に
汚染されるわけだ。農薬は糞に含まれて出てゆくような物質ではない。
1PPMのメダカには健康被害が出なくても、10PPMのナマズを喰った
コウノトリは生命がおびやかされる。
コウノトリやサギの仲間や猛禽類は頂点に立つといってもよい。
自然界がひとたび汚染されると、時間をおいて彼らに被害が出てくる。
海の世界ではアシカやオットセイが魚たちの頂点に立つ。

 話がそれた。
そんなわけでコウノトリに暮らしてもらうためには、田んぼに農薬を撒いていた
のでは、健康なエサは育たない。しつこく書いてきたが、なぜ田んぼが汚染されては
ならないかご理解いただけたと思う。
そこで有機農法の出番となるわけだ。
環境農業推進係の仕事は、農家に農薬の使用を極力止めてもらうことだったと
私は想像する。
農薬の使用はごく当たり前の作業であり、頭も遺伝子までもそのように
刷り込まれてきた農家に、農薬を止めさすことは並大抵なことではなかったはず。
想像するだけで関係者には頭が下がります。
今宵はここまで。
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# by nanohana-rice | 2016-08-04 00:49

豊岡市を動かしたもの 1

 豊岡報告が遅れて遅れてそのうち消えてなくなりそう・・・・
豊岡市がコウノトリのために立ち上がったのは、次のごとき次第です。

 かっての豊岡には、人の暮らす中でコウノトリも暮らしていたそうです。
わが国最後の一羽のコウノトリが住んでいたのが豊岡なのです。
有機水銀を含む農薬の大量散布により、エサとなる生き物が激減し、
加えてコウノトリ自身も水銀に蝕まれて次第に数を減らしてゆきました。
人工ふ化を試みても、最後に命尽きて殻から出られなかったそうです。

 やがてロシア(ハバロフスクだったかな?)から4羽を申し受けました。
研究を重ね、今では自然界に放した個体が産卵し孵化するに至っています。
ここで問題は、自然界で生きてゆくに十分なエサの存在です。
川の浅瀬にもエサはいますが、エサを生産する力は水田が圧倒的に強いのです。
その水田にどこかの薦めるままに農薬や化学肥料を振っていたのでは、彼らの
再絶滅は時間の問題です。
どうあっても有機農法に舵をきる必要がありました。

 市行政の農林水産課の中に「環境農業推進係」なるものを立ち上げました。
彼らはコウノトリと共生できる村つくりに奔走することになりました。

 今宵はここまでね。
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# by nanohana-rice | 2016-08-02 21:57

水入れ

 豊岡市のその後の報告ができません。ゆっくり書いている時間が・・・・

 地域挙げての中干しが終わって今日は久々の水入れ。
途中夕立はあったものの、なんとかそれなりに田面が固くなりました。
それなりとは、毎年の緑肥と稲わらで土はフカフカ。
有機物が水をつかまえるので、土が真っ白になるほどは乾きません。
土にひびが入っていても、足で踏むとふんわりとしています。
稲にとっては最高の土ですが、人間には必ずしもそうではありません。

 固くなっているようでも、水を入れると柔らかい泥に戻ろうとします。
台風が来ると倒れやすいし、刈り取り前に雨でも降ろうものなら、コンバイン
がぬかるみます。ゴム長靴でないと田んぼの中が歩けなくなります。
そんな心配はよそに今は水入れです。

 午後11時半を過ぎましたが、4台のエンジンポンプが稼働しています。
当然人家から離れた場所を選んでいます。
止める前の時間を使っての更新です。

 日付が変ったらぐいっとやって寝たいから、そろそろ止めに行こう。
ほなまた!
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# by nanohana-rice | 2016-08-01 23:35