田圃に遊ぶ・・・


自然を愛し環境を考える   お兄ちゃんのブログです。
by nanohana-rice
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田圃に遊ぶ・・・ : 教..
from oryzaの環境備忘録
大志を抱いて・・・
from 幸せは目の前に。。。
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極小旅行

 小さな小さな旅行をしてきました。
旅行というより海鮮料理と海産物お買いものドライブの方が正確か。

 鳥取県境港市に魚を買いに行ってきました。
ついでに市場内にある海鮮料理店で、海の幸いっぱいの昼食をしてきました。
元気なお兄さんお姉さんたちが、どうにかして売らんかなと声をかけてくる。
生魚や干物。どれを見てもおいしそうなものばかり。
せめて良かったのは、お腹が膨れた後に見て回ったこと。
これが空腹状態だったらいっぱい買ってしまうだろう。

 甘海老、さんばそう(石鯛の小さいの)、ハタハタ、ウルメイワシ、
白イカなどなど。
魚好きの私にはたまらん買い物でした。ついつい財布の紐が・・・・
早速今夜から舌鼓を打ちました。
中国山脈を越えるときに立寄ったSAではジャージー牛乳。
900㎖のガラス瓶入りが900円。日頃飲んでいる牛乳の3倍以上だ。
瓶がスポッと入る発泡スチロール容器に入れてもらって持ち帰ります。
この容器がおもしろそうだ。何かに使えそうだぞ。

 旅に出た時の楽しみは土産買いだ。これをしなくて何が面白い。
滅多に出ることがないから、しっかり楽しんできました。
それにしても一日中雨だった。出発の時も帰った時も。
途中見た田んぼがぶっこけていた。倒伏していたという意味だよ。
刈るのに父さん泣くだろうな。母ちゃんは賑やかに鳴くだろう。。。!(^^)!
帰って車から降りた瞬間、現実に戻りました。
早く暗渠のバルブを開けて地下排水もしてやろう。

 私の好きな歌を紹介します。 (歌 原 大輔)
   しゃれた日焼けに 涙が流れる
   あー 秋かしら
   やさしく 説くように別れを告げた
   あなたでした
   心の水面に さざ波が立って
   あー 秋ですね
   鏡を見つめて 小さな声で
   一人でつぶやく 秋の詩

   季節の変り目を
   あなたの心で 知るなんて
   もう恋も もう恋も終るのね

 素晴らしい声の持ち主だ。
この年では異性の心で秋を知ることはない・・・当ったり前田のクラッカーだって?
いつの間にかモズの初鳴きや金木犀の香りで秋に浸るようになっちまった。
忙しくなる前に、一度でいいからハゼ釣りでいいから行きたい。
年に一度でいいから釣竿を持ちたいものだ。
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# by nanohana-rice | 2016-09-30 00:40

太陽よ、顔を出しておくれ

 晴れの日は気まぐれ程度にあるだけ。
天気予報を見ても、雲と傘のマークが連続している。
畑仕事も土の水分が多くてやり辛い。
一番困るのは米が太らないこと。

 最近の記事でも書きましたが、米の正体はでんぷん。
そのでんぷんは日光と水と二酸化炭素だ。どれが欠けてもでんぷんはできない。
稲にとって今が日光が一番欲しい時。
天気予報では日照時間が少ないので農作物の管理にご注意下さいだとさ。
お日様が照らない時にどのように管理せよと言うんだろう。

 気象庁よりもこの先は県の普及センターの出番のはずだ。
農家としてどのように対策すればいいのか今こそ教えてくれ~~
虫が多いから農薬の散布をしましょう・・・なんてことは大きな声で言うくせに。
今ここで指導力を発揮しないでいつやるんだ、あん?
それをするために給料もらってんじゃないの?
今夜の酒は悪酔いしたみたいだ。

 という訳で、農家は日が照らないので困っているのであります。
大陸の高気圧が早く張り出し、秋雨前線を太平洋の沖合に持ってってくれよぉ~
農家殺すにゃ刃物は要らぬ。秋雨しとしと長引けばいい。

 話が横道にそれるけどさぁ~
田植え直後はお日様なんか照らなくても大丈夫なんだよ。雨ばっかしでいいのっ!
私の地域限定で話すとさぁ~
梅雨の長雨が一か月続いても怖くはない。必要なのはその後なんだ。
稲に9~10枚目の葉が出る頃からどんどん照ってくれれば豊作の年になる。
以前のことだが、梅雨が長かった年に豊作だった記憶がある。
JAの営農指導員も豊作の理由をきちんと捉えていた。
理由はわかるかな?

 私のブログで一番人気の記事は「への字稲作シリーズ」と出ている。
きちっと読んでいれば豊作になる理由がわかるはずだよワトソン君。
初めちょろちょろ中パッッパの生育だ。まさにへの字生育なんだよ。
日照不足で幼いころの不要な分けつが抑えられ、身体が出来上がった頃
ガンガン照ってくれれば太い分けつが出てくる。
日照不足を肥料で補おうなんて考えて肥を振ると、てきめん葉イモチが出てくる。
雨で多湿、窒素が効いた葉、20℃ほどの適温。イモチカビの一番好きな環境だよ。

 中パッパの頃は、梅雨明けで雨がない、高温すぎてイモチカビは昼寝どき。
葉が真っ黒になるほど窒素が効いても、イモチは発生しないんだよ。
わかったかね?ワトソン君
以上の話は、あくまで私の地域のことを言ったまでだよ。

 5月中旬~6月上旬あたりで田植えをすると、中パッパの頃は梅雨の真っ最中。
葉イモチにやられるリスクは高い。そ~か、だから殺菌剤入りの農薬を苗代で
振り撒いておくわけだ。箱施薬というやつだ。高いぞ!
ずっと以前のわが国では、田植えといえば蓑を着て雨の中でするものだった。
それがいつしかヒカリ系一辺倒になり、早く植えて早く出荷して有利に販売する
商業ペースに乗ってしまった。諸悪の根源はここだ。
自然体の稲作りをしようと思うなら、まずは品種から考えねばならんようだ。
私の地域では、ごく自然体に稲作ができるからありがたいこっちゃ。
話しが戻るけど、お天道さんには早く顔を出して欲しいね。
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# by nanohana-rice | 2016-09-27 22:38

ほんのわずかだけど

 気まぐれ程度に晴れる日があるだけで、秋雨前線がよく降らしてくれること。
100日間晴れが続いても人はグチらないが、3日も雨が降ると文句を言い始める。
20年前に100歳で亡くなった祖母がよく口にしていた言葉です。

 今夜の話題は花の香。
風下から近づくと、金木犀の香が微かですが匂ってきます。
蕾は開くより膨らんでいる程度です。にもかかわらずもう香りを発している。
春の沈丁花、初夏のクチナシ、秋の金木犀。闇夜で見えなくてもそこにある
ことがわかります
モズの声は一週間ほど前に聞きました。梢に高くモズ鳴き初むる・・の心境です。

 もうひとつの秋の代表は柿。実が色づき始めました。
西条という渋柿です。樹の上で熟し柿になってきました。
噛まなくてもズルズルっと喉を通ります。食感的に苦手な人もいる。
取り遅れるとカラスに突っつかれるか、落ちて割れます。
青みが残っているぐらいを収穫して置いておけば、順次熟してきます。
この柿で干し柿を作ればとても甘いのですが、今剥いて干してもカビまみれ。
北風が吹き始める頃には、ほとんどが柔らかくなって落ちてしまいます。
専用の設備がないと作れないようです。
素人でも作れるのはあたご柿。樹で柔らくならないので、寒くなってから
剥けば失敗なし。ただし、西条に比べて甘みがちょっと負けるけどね。

 畑仕事をしていると容赦ない蚊の攻撃。見えないと思えるほど小さい小さい
やぶ蚊です。刺されると痒いの中に痛いも感じるように思えます。
寒くなる前にどうにかして子孫を残そうとしているのだろう。
こちらもそうはイカのキンタマだ。。。。。古いねぇ~
それにしても眠い!
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# by nanohana-rice | 2016-09-26 20:41

トロトロだぁ~

 もう25日もすると刈り取りが始まるかも知れないというのに・・・
我が家の田んぼの土はトロトロのヌルヌルです。
田植え後に生成するあのトロトロ層ほどではないが、似たようなもの。
おかげで稲を支えることが難しい田もある。
先般の秋雨前線の雨で倒れかけている部分がある。
稲の茎そのものは太くてしゃんとしているのですが、支えている土が
泥と呼ぶにふさわしい。

 中干しが終わって水が来るのが出穂38日前の頃。
この時を境に、入れた水はその日のうちに落水させ、3日間は湿った状態を
保つようにしてきました。
その心は土を固めるためと、遅くに伸びる上根の活性を保つため。
9月になってから、台風10号、16号の強風に備えて水を張るように努めました。
結果は不必要な処置だったのですが、それは結果論。
そのため硬くなりかけた土がトロトロに戻ったわけです。

 彼岸日和も終わって、その後晴天が続けば硬くなると期待していますが・・・
週間天気予報ではちょこちょこ傘マークが出ている。
晴天続きで土が乾けば水を入れることになりますが、そのほうがありがたい。
この状態で土砂降りなんかあった日には、きっと広範囲に倒れるだろう。
田んぼ毎にテルテル坊主を吊り下げようか・・・・

 緑肥と無関係の隣の田んぼは硬いのですよ。
私の田んぼでは大量の有機物と腐植が土の中でひしめき合っているのだろう。
彼らが水を掴まえて離してくれないのだ。
(腐植:有機物が腐った後に残るカスで、これが多い土は良質とされる)
稲にとっては最高級の土でも、乾きにくいことが悩みの種です。

 今日のひと言。
畑でよい土と呼ばれるものは団粒構造で、これはミミズのお腹の中を通ったもの。
早い話がフンと呼んでもいい。トラクターでいくら耕してもできない。
水田での良い土とはトロトロの土の事。これは表面にいる糸ミミズのお腹を
通った土で、糸ミミズのフンみたいなもの。代掻きでどんなに爪を回しても
できるものではない。どちらも豊かな環境下でのみ生成する。 
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# by nanohana-rice | 2016-09-25 22:17

農機具雑談

 6月に代掻きした後洗浄したままになっていたトラクターの整備を進めています。
3点リンクを始め、ロータリーを上下動さす全ての可動部・摺動部にグリースを
塗布してやります。回転軸にも当然グリースアップ。

 その他としては、左右のブレーキペダルからの力が向きを変える部分。
クラッチペダルから伝達系にも注油します。
前輪のデフにもグリースニップルがあります。
私のトラクターの前輪デフにはドレンプラグが付いています。
グリースアップをしたときに、ギアケース内が高圧になることを防ぐためです。
ケース内にぱんぱんにグリースが入ると、熱を持ってシールが壊れるからです。
ドレンプラグを外した穴から古いグリースが出始めたらOKとしています。
新しいグリースに入れ替わるほど入れません。
とにかく摺動する部位すべてに注油です。

 バッテリー周辺、ラジエターや網の掃除。ファンベルト調整、不凍液の
点検、エアーフィルターはエアーで吹かします。
プロでないから100点まではいかないけど、気付く範囲で点検注油してやれば
故障知らずで長く使うことができます。
ロータリーを上下動させた時に、ギーギーと鳴るようではユーザー失格。
音もなくすーっと降りないようでは失格です。

 最近のトラクターもコンバインも、マイコン制御で頭を使わなくても
きれいに作業できるようになっています。
頭や腕を使う代わりに、買うときにお金を使うようになっている。
どんな制御機能がついても、機械はしょせん機械仕組みで成り立っている。
動く部分には必ず油による湿りが必要だ。
それを忘れると高額な代価を支払うことになる。
乗用車のつもりで農機具に乗ると・・・その時は買い替えればいいってか?。

 17年間目いっぱい使ったコンバインを次の人が持って帰りました。
点検と注油を怠らなかったから、消耗品の交換以外故障したことはなかった。
長く使い込むと、何か症状が発生するとどこを開ければ直るとか、何が原因
なのかすぐわかるようになる。
自慢じゃないが刈り刃は一度も交換していない。こまめな注油によるものです。
交換したのは摩耗したカッター刃とこぎ胴内の藁切鎌とベルト類だけ。
次の人も長く使ってくれるだろう。
自分流に改造してどんな倒伏材でも平気できれいに刈っていた。
全面倒伏した稲を、向かい刈りでもすいすいと平気であった。
丸ハンドル仕様で、私の手足みたいに動いてくれていた。
この秋から新しいコンバインを本格的に使うことになる。
忙しくなるまでに、わたし流に改造しなくては。
メーカーが作ったそのままで使うなんて、私には考えられない。

 2週間ほど前に、あるメーカーの刈り取り実演試乗会に行ってきました。
私の稲に比べると草丈が短くしゃきんと立っている。
最新コンバインが高速で刈ってゆく。希望者は試乗すればいい。
私は不満いっぱい。面白くない。
担当者に言ってやった。

「私が見たいのは、丈が長く倒れやすい稲がべったりとこけた田んぼで
すいすいと刈るのが見たいんじゃ。こんなちんちくりんな稲を自慢げに
ハイスピードで刈るのを見ても、何の役にも立たないんじゃ!」

 担当者は、私の作っている朝日という稲がいかに扱いにくいか知っていた。
「あの稲ねぇ・・・ 籾は落ちるし伸びてすぐ倒れるし、やりにくい稲ですね」
「その通り!それを刈るのを見せてもらわないことには、参考にならない」
メーカーとしては新しい機種を見てもらい買ってもらいたいわけだ。
みんなの前で倒れた稲を刈って詰まらせたのでは大恥をかくことになり、
売れるものも売れなくなってしまう。
私の言うことは無理難題なわけだ。

 今夜の結論
土ぼこりやごみや泥水の中で働く農機具は、点検・注油こそ命なのだ。
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# by nanohana-rice | 2016-09-24 21:57

水引き終わる

 田んぼに水を入れる作業が終わりました。やれやれとホッとする時です。
田植え前から4日に一度、用水路にはたっぷりと水が来ます。
6月中旬から3か月と少々、今日9月22日の水引きを持って今年は終わりました。
7月中旬までの深水期間は、用水路の水位では足りない田んぼが多くあります。
そんな田の脇には交通の邪魔にならないようにエンジンポンプを据えています。
植えてからたった20日間ほどですが、この間が一番気を使います。
田んぼの見回りを頻繁に行う期間です。このとき気を抜いたら草を抜くことになる。
そんな大事な水も今日を最後にたくさんは来なくなります。
以後はきれいさを保ち、防火に困らない程度の水位で管理されます。

 稲はというと、ザブザブするほどの水は要らないが、本当に欲しいのは
実はこれから。でんぷんが合成されて米粒が太るのに必要な要素は、太陽光と
二酸化炭素と水だ。増収のために振った穂肥はたいして役に立たない。
稲本体が枯れない程度に窒素が効いていればいいのです。
秋風がそよそよと吹いて葉が揺れ、上位葉(止め葉とその下2枚ほど)に
まんべんなく日光が当たり、根から水分が補給されればでんぷんは生まれます。
二酸化炭素は空気中にあるのだから、これは手出しできない。

 問題は昼間に合成されたでんぷんが、夜の間に効率よく米の袋に貯めることが
できるか否かだ。ポイントはひたすら夜温にある。
立秋が過ぎると早々に夜寒になる地方は、捨て作りでも反当10俵近く穫れる。
彼岸ごろまで暑くてかなわないという地域は多収穫には向いていない。
夜温が高いと稲本体の呼吸作用が激しくて、昼間に作ったでんぷんを消費して
しまう。せっかく稼いでも、親父が呑んでしまったら子供が養えない。
夜温が低いと稲本体がおとなしくなるので、子供たちに滋養のあるものを
食わすことができる。結果、米粒が太ることになる。
一般に北の地方や内陸部、標高の高い地域は多収穫可能である。

今日の議題は水だった。標高の話ではなかった。
田んぼはカチカチに乾くようなことは論外だが、畑根である上根が呼吸でき、
早くに直下に伸びた水根の死なない程度に湿っているのがよい。
だから今日入れた水は、速やかに抜きます。
そのうち天から適当な湿りがあることを待つし、なければ水位の下がった
用水路からポンプで入れる覚悟はしなければなりません。
ガソリンを使って入れた水も、全体に行き渡ればすぐに抜きます。
そんなことはしたくないからと言って、今日の水を溜めっぱなしにすることは
上根にとってはおお迷惑。太れる米も太れなくなる。

 そんなわけで、これからの水管理は早い話が適当でいい。
申し上げておきますが、時折話している田植え直後に出る直根は水根、後半に出る
ひげ根の上根は畑根。この原則は稲の持つ生理で、品種も地域も一切問わない。
あなたの体に心臓があり肺があり血が赤いのと同じです。
ホワイトもイエローもブラックもみんな同じです。
決して私の稲の特別事情だけ話しているのと違いますからね。
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# by nanohana-rice | 2016-09-22 22:18

売却処分

 2012年6月28日の記事「大失敗の大失敗」を先ずは読んでいただけば、
今日の記事がよくわかります。

 横にひねった短い爪で泥を叩くようにして代掻きするハロー。
幅の広い機種は数メートルもあります。1ヘクの田んぼでもあっという間に終わる。
敏感な水平制御機能あってこその道具です。
どんなに効率が良くても、私の緑肥のある田では役立たず。
緑肥が泥の中に埋まらずに全部出てしまう。それでは田植えにならない。

 作業幅2.5ḿの私のハロー、長いことお蔵入りしていました。
普通のロータリーで代掻きすると時間は掛かるがよほどきれいに仕上がるし、
植えた後の手間も少なくて済む。
そんなわけで使わなくなっていたハローをついに手放しました。
一番良かったことは、ハローが占めていた場所が空いたこと。
空いたままではもったいないので、何か道具を買わなくては。

 田んぼから籾を家まで運ぶ2台目のコンテナが欲しいけど、40数万円
は安くない。ハローの売却代金を差し引けば買えないこともないか・・・
レザーコンテナといって軽くて安いのもあるが容量が若干小さくなる。
2台目の予備機として持つならこれもいいかな。
最後の壁は財務大臣への認可申請書提出だ。
買うに当たって品定めをするほど楽しいことはない。
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# by nanohana-rice | 2016-09-20 22:40

剪定くず

 庭師さんにお願いして年一回、庭木の剪定をしてもらっています。
個人が剪定して出たくずは市のほうに無料で引き取ってもらえるのですが、
業者さんから出た剪定くずは産業廃棄物扱いとなる。

 我が家から出た剪定くずはすべてサーマルリサイクル。
早い話が我が家のウッドボイラーで焚けば、ただで湯が沸いて経済的。
数日乾かしてから箱に入れて置けば、何日も使えます。
水温の高い時期だから燃料は少なくて済むのですが、すでに剪定くずだけで
何日分のおふろの湯が沸いただろう。

 他にも通行の妨げになる大きな木の枝を切ったものとか、機械類を梱包
していた木材の潰したのとか、パレットの壊れたのとか、木工所からでた
木切れとか、我が家にはいろんな廃木材があります。
私から見ればすべて燃料。宝の山。
廃木材の中には、杭として、板として使えるものが混ざっています。
何年か後に使えなくなったら最後は炉の中。
いつか使えるだろうと保管している木材だけで、大型トラクター1台分の
スペースより広い場所を占めている。困ったものだ!

 街に住む若い人に、時折こんな暮らしにあこがれる人がいる。
しかし絶対的多数から見ると、ガスならスイッチ一つで湯は沸くし、
エコキュートーならいつも湯が沸いていて蛇口をひねれば使い放題。
何を好き好んでそんな苦労をしているんだいと笑われそう。
薪に切って焚く時間があれば、釣りに行けるのに・・・
一度の人生をもっと楽しく過ごすほうが利口じゃないの?
そんな声なき声が聞こえないわけじゃないけどね。
これは私の生きざまなんですよ。ラクしよーなんて思っていないし、
薪を作る苦労をすれば、先祖先輩たちの心がわかるというものです。
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# by nanohana-rice | 2016-09-17 23:30

水管理に迷う

 久々に稲の話。
私の地域の稲は晩生品種が主です。
やっと穂が出そろったのや、少しだけ傾き始めた稲。一番早いのでも穂はまだ青い。
こんな時期の水の管理はいたって簡単。
土が十分に湿っているぐらいが良い。昔から言われている間断灌水だ。
土に渇きを感じたら水を走らせる。溜めないですぐ抜き捨てる。
昔の人は足形水とも言った。足跡の凹みに水があるくらいを言っている。

 稲は田植えから40日間ほどは水の中でのみ生きれる水根を伸ばす。
茎の付け根から枝分かれせずにひたすら真っすぐに伸びる根です。
出穂の一か月前からおよそ2週間は、畑みたいな空気が十分にある状態で
元気が出る畑根を伸ばす。これは枝分かれしながら表層にマット状に伸びる。
出穂の2週間前になると発根は終了します。その後は出ないってこと。
どちらの根も米の登熟には不可欠な存在。

 水の中で生きてゆく魚と、空気を吸いながら生きている亀を一緒に
飼っているようなもの。
亀は水中でもいくらかは生きれるが、水面に鼻が出なかったら死んでしまう。
だから間断灌水でどちらも生きさせようということです。

 ここで困ることは、台風への備えです。
台風が近づくとたいてい雨が降ります。問題は離れたところを通る場合や、
まだ遠くにある時。
雨はなしでとりあえず生暖かい風がビュービュー吹く時。
暖かい強風にされされると葉からは水分が大量に蒸散してしまう。
失う水分を根から供給できれば問題ないが、土が湿っている程度では脱水を
起こし、一夜にして葉は干し草色に変わる。
風の前に雨が降る保証はない。ならば田んぼに水を溜めるしかない。
以上のお話し、ご理解いただけましたかな?

 今、日本列島を台風16号が狙っています。
秋雨前線も停滞しているけど、風の前に雨が降る確約はない。
農家にできることは水を溜めることしかない。
しかし前述のように早くから水を溜めると表層の上根は息ができない。
かと言って、私の場合慌ててポンプで水を入れても25枚の田んぼ7ヘクに
そう簡単には水は溜まらないから間に合わない。
上根にはかわいそうなのですが、水の来た時に入れて待つしかない。
上根が酸欠で傷むと、秋に株を引っ張るとずぼっと抜けてしまう。
でも命葉や上位葉が枯れるようなことでは、米は全く太らない。
くず米ばっかりが取れたよとなってしまう。

 今夜久々に稲のことを書きました。
晩生品種の地域の方には何かの参考になるかも知れない。
疲れているので読み直しなしでアップします。
明日読んで間違いがあったらその時直します。
今こんな穂が出ています。
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# by nanohana-rice | 2016-09-14 22:32

夏風邪です

 先月下旬から今月上旬にかけて、睡眠不足の連続と極度の緊張が続いたため、
疲れがどっと出てきました。体力の回復する間がなく諸々が続いたので、ついに
夏風邪に罹ってしまいました。

 すぐに養生すればいいのですが、風邪とも認識しないまま「おかしいな~~」
と言いながら仕事を続けました。
何日も経ってから、この倦怠感は夏風邪だと気が付いたわけです。
寒い時ならおかしいと感じたら、うがいの励行・重ね着などで対処するのですが、
我としたことがうかつでした。
でもねぇ~、そんなこと言っていたら、かぼちゃの後を耕して畝を作って大根や
カブの種まきは何も進んでいません。チンゲン菜も小松菜も播けていません。
これぞ正真正銘のオーガニックとおししく食べている貝割菜も同じね。
やっぱり農家は体を動かしてなんぼです。

 良いのか悪いのか知りませんが、自動的に生涯現役になってしまうのが農家。
体力の要る稲作りからは撤退しても、家族の食べる野菜を作っている限り、
生涯現役と言えるでしょう。
願わくば生涯現役の果てにぴんぴんころりが待っていてくれたら最高。
明日からは有機稲作の会員たちの田んぼの見回りです。
生協に卸す米を作付している全部の田んぼを見て回ります。
会として販売する以上、会として責任を持って田んぼの確認をします。
おかしい~~と感じてその確認ができたら、その場でレッドカード。
会員皆さんの春からの努力を無にしないためにも、時に言わねばなりません。

 一杯飲んだ時に言いたい放題を言う人を知っています。
別に一杯飲んでいなくてもいいのですが。
この人は幸せです。言いたいことが言えるのだから。
言わなければならないことを言うことほど、辛いことはありません。
言いたいことと、言わねばならぬこと。違いは天地の差だね。

 さて体力温存のために今夜は早めにオネムにしよう。
体調不良だと百薬の長なる飲み物も要らないね。
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# by nanohana-rice | 2016-09-13 22:24

みーこ

 やんちゃ盛りのみーこです。
女の子だから赤いリボンを結んでもらっています.
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 噛むのが仕事。歯が細いから噛まれたら悲鳴が出てしまう。
これ以上噛んだら相手が傷つくという限度を親から教えてもらっていない。
母猫から離すのが早すぎたわけです。
人間が教えてやるしかないが、さてどうやって教えたものか。
頭を叩いたら余計に必死に噛みだす。

 手元にあるのが痒み止め。蚊に刺されたときに塗る薬です。
これの臭いがたいそう嫌いで、目を細めて退散します。
蓋を外してそっと息で吹きかけるだけで十分。
やんちゃが過ぎて手に負えなくなったら、風上で蓋を外すだけで十分。

 あまりに小さいのでコンクリートの用水に落ちたら終わりです。
外でも排泄はしますが、玄関の内にも我が家らしいものを常設。
発泡スチロール箱に苗箱に入れる土と吸水用にもみ殻も混ぜ、分解用に
乳酸菌の塊である米ぬかも適量入れています。
教えてやったらすぐに堀始めてりっぱなウンチをしてくれました。
土だけよりも吸水・臭い対策になるはずなんだが。

 やっと時間ができて大根の播種ができました。
今日播いただけでも350本ほどある。しばらくしたら第2弾を播きます。
お米と一緒に送ったり、馴染みの保育園に差し入れたりします。
白菜やキャベツ、菜花などは苗が大きくなったら定植。
一番の楽しみはブロッコリの刺し芽。
明日は午後から雨とか。
それまでに一本ネギの周りに板を立ててもみ殻を入れてやります。

 今年の台風は北海道や東北地方に大きな被害をもたらした。
たくさんの人が亡くなったのに、もっと増えればいいのだと、
どこかの国のアホたちが騒いでいると聞く。悲しいことだねぇ~~
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# by nanohana-rice | 2016-09-11 22:30

ドローンを使ってまでも

 大型観光バスに乗る機会がありました。
20数名の乗客では車内はガラガラ。
黙っている人もあれば喋りまくっている人もある。
ふと耳にした言葉。

 「これからはドローンを使って予防するのがいいぞ」
ドローンは飛ばす場所は規制されているが、自分の田んぼの上なら大丈夫。
ヘリコプターと違って免許は要らないとも言っていた。
農業用ヘリは300万円以上するが、ドローンならその1割もしないはずです。
業者に依頼するのではなく、自分で撒こうという魂胆です。

 聞いていてあきれたと言うか、この程度の人たちなのかと思ったわけ。
話し仲間には50ヘクタール以上栽培している大型農家もいた。

 なんで発想を変えれないんだ?
農薬を撒くことは稲作りでの当然技術と思い込まされている。
薬を振らないで米が取れるわけがない。。。と。これは一種の信仰だね。
昔習った富士山麓にオウム鳴く、ではないが上九一色村で騒いだあれに等しい。
もう信じて止まないのが大半の農家です。
仲間の農家を悪く言うわけではないが、同じようなアホやっているのが今日もいた。
穂が出てからの予防と称して、穂の上から白い粉を振り掛けていた。

 私は会話の輪の中に入らなかった。予防をしないでみようという発想がないのだ。
50ヘク作っている人なら、一回の薬撒きを止めただけで150万円程浮いてくる。
この人にとっては、こんな金額は半端なのだろう。
20年近く前にこの人と話をしたことがある。
慣行農法の米も、私の農法で取れた米も、米になれば同じだ・・・・
と言ったことを忘れもしない。それ以後本気で付き合う人とは認識していない。

 こんな会話の中では、決して私みたいな者が割り込んではいけないのだ。
「な~みんな、薬を撒いた米で病気になった話を聞いているか?」
「何年も撒いているが、わしはこの通り元気そのものじゃ」
「撒かずに被害が出たらあんた保障してくれるのか?どうなんだ?」

 人を鳥の鷹と鳩に例えることがある。
鷹の話で盛り上がっているところには鳩の話はしないほうが身のためだ。
言葉尻を取られないとも限らない。
鳩の話に耳を傾ける気になったときに話せばいい。

 先日遠方から突如来客あり。いつものことだけどね。
菜の花農法の話を聞かせて欲しい。そして田んぼ見せて欲しい。
2時間にわたって、概略説明と田んぼ見学。
街から田舎暮らしにあこがれて田んぼを始めたという。そりゃ結構ですな。
一体どのくらいの稲を作られているのですかと尋ねた。
1反です。トラクターも田植え機もコンバインも持っていません。
おいおい、それでどうやって菜の花農法をするのですか?
去年はビギナーズラックというやつで、草は生えなかったそうな。
反当8俵半も取れたそうだ。ご立派です。
今年は草が許してくれなかった。コナギが一面に生えてた画像を見せてくれた。
春にはそれなりに菜の花が茂っていたが、抑草は大失敗。
詳しく聞けばポイントを押さえていなかった。
来年に期待するところ大ですが、農機具なしでこの先どうやるのだろう・・・
趣味の稲作りの範囲だね。
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# by nanohana-rice | 2016-09-10 23:42

そんなものか~~

 久しぶりに農作業を楽しめる自由時間ができました。
1週間ぶりに見回る黒大豆のハスモンヨトウ虫。たくさん発生していました。
近所の人があぜ道に作っていたので、おせっかいながら教えてあげました。
「葉がこんな色になっていたら裏にヨトウ虫の幼虫が群生していますよ。
一枚ちぎり捨てれば被害がなしで済みます」

 一番に出た言葉は「何をかければいい?」「・・・・・・・」
「JA資材の店に行けば教えてくれるよ」 
私から話すことはもうなかった。日頃からよく会話をするおばちゃんなんだがなぁ~

 農家の常識ってこんなものです。救いようがないね。
虫さえ殺せばいいわけで、自分のひ孫やその子供たちの住む地球を破壊している
という自覚もない。
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# by nanohana-rice | 2016-09-09 20:55

発見いや気づいたのだ

 今日は久々に畑の新技術の紹介です。
知ってしまえばコロンブスの卵。
「そんなこと当たり前じゃん、樹木や花きではよくやっているよっ!」
っと涼しい顔で言われるのが世の中か・・・・
それを聞きたくなかったから、今まで発表しなかった。
言えば多くの人の参考になるかも知れないから、やっぱり書くとしますか。

 当地では今が秋冬野菜の播き時。
キャベツ、白菜、チシャナ、ブロッコリー、大根、カブ、エトセトラ。。。
去年播いて冬から春にかけて食べたブロッコリーの話です。
お店で売っているのは茎の中心に一つだけできる蕾の塊。
これを切り取ると脇芽がいっぱい出てきて、小さいながらブロッコリーとして
楽しめます。直売所ならビニール袋に入れて売っています。

 今年の春まで収穫したブロッコリーの株が、とうとう抜かずに先日まで
畑に立っていました。畑が広いから邪魔にもならずにいたわけです。
一本の茎が太くなって先端は100~200本にも枝分かれしていました。
その先端はよく見れば全部一人前のブロッコリーの苗です。

 毎年のことですがブロッコリーはおいしいのか、植えた苗がコオロギに喰われて
しまいます。いくら植え替えてもどんどん消えてゆきます。
(こんな場合はオルトラン粒剤を植穴に入れてやればよいことは承知してます)
要は苗が小さいから攻撃の対象になるのです。
この秋には。苗を思いっきり大きくしてから植えようと決めていました。

 さて話を戻して。先ほどの枝分かれした先端部分を使ってみようと考えたわけ。
先端の茎を少し残して切り取り、不必要な葉は切り落とし、これをきれいな土か
砂に刺してやりました。菊を刺すのと同じ刺し芽です。
水さえ忘れずにやれば10日もすると土の中の茎から発根してきました。
それを数センチのポリポットに植え替えて大きくしています。
味をしめたのでさらに40本ばかり刺しています。
当然念のために、いつも通りに種子も播いて育てています。
刺し芽の茎の太いのは鉛筆よりもっと太いのもあります。
これならコオロギも参ったと言うかな?

 すべての結果はこの刺し芽で育った苗を植えて、ブロッコリーになるか
どうかです。大きな玉にならなければ何にも成らない裏の柿木だ。
もしもだよ、これに成功すれば一度種を播けば何年でも大きな苗が採れて
コオロギの食害を免れることができるということだ。
今風に言えば2年目からはクローンと言ってもいいのかな?
特別においしい株が見つかったら、それを刺し芽すれば同じものができる。
キャベツも上手に手入れすれば、一本の樹から3個の玉が順次採れるからね。

 菊は株を分けてもいいけど、お気に入りの花に出会ったら、刺し芽をすれば
次から自分のものとして育てることができる。これと同じ原理です。
最終報告は立派なブロッコリーが収穫できてからのお楽しみです。
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# by nanohana-rice | 2016-09-08 21:37

なぜ発信を?

 毎日たくさんの方にお読みいただきありがたく思いますが・・・ 
こんなこと思うことがあります。
なぜ私は時間を割いてブログを書かなきゃならないんだろうと。
止めたって誰の迷惑にもならないしぃ~~
むしろ口が滑って他人に不愉快な思いをさせることがあるかも知れない。
いっそのこと「言わ猿」で、黙っていたほうが人生穏やかでいい。

 このブログにお立ち寄り下さる方は必ずインターネットをされる方。
ならばその人たちもブログを開設して時間のある時に発信すればいいのに。。。
誰だって言いたいことや話したいことはあるはず。
受けるだけが悪いとは言わないが、誰かと会ったら話しをするでしょうが。
相手の話を聞くだけで別れることはないはず。
何かに対して思い・考えを持っているはず。
それを外に向かって発信されることをお薦めします。
 
 嫁さんが転んだでもいい。魚が釣れたでもいい。今夜は深酒をしたでもいい。
好きな人ができたでもいい。ベッピンさんが来たでもいいじゃないか。
田植えが終わっただの、刈り取りが始まったなんて書けばいいじゃん。
黙って読むだけよりは自分自身が向上すると思う。技術も進化する。
書いている時こそ、新しいアイデアが浮かぶものなんだよ。

 というわけで、今夜はあなたも書いてみたらと言うお薦めでした。
ブログを開設したら是非ともアドレスを教えて欲しい。
柔らかく書きましたが、本音は
「読むことばっかりせずに、あんたも書けよっ!」
っと言いたいのであります。
何か気に障ること言った?
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# by nanohana-rice | 2016-09-07 00:53