田圃に遊ぶ・・・


自然を愛し環境を考える   お兄ちゃんのブログです。
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田圃に遊ぶ・・・ : 教..
from oryzaの環境備忘録
大志を抱いて・・・
from 幸せは目の前に。。。
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西風が強ぉ~い

 鶏糞散布が終わって混合撹拌も済みました。
菜の花など諸々の緑肥種子を播きたいのですが、播かせてもらえません。
終日冷たい北西の強風が吹き荒れています。
これでは緑肥の軽い種子が均等に振れません。
急いで播いても発芽は3月になった頃。風の様子を見ながら追々に播けばいい。

 11月に播いたレンゲも含めると、種子は150キロにもなる。
散布幅5mとすると計算では14キロ歩くことになる。
種子が残ればその田んぼはもう一度歩くことになるし、5mより狭い幅で歩く
田んぼもある。凸凹した田んぼを10数キロ歩けばいい運動だよ。
種まきは途中で歩く速さを変えることができない。決めた歩幅でひたすら歩く。
首には手回し散粒器をかけて同じ速さで回す。
耳と目は種子がどこまで飛んでいるかいつも確認している。
 
 風景を楽しみながらのウオーキングとは別世界。
余計な脂肪なんか溜まるわけがないよ。
ダイエットしたいあなた、ボランティアしてみる?
種まきが嫌ならその後の溝あけもありますよ。
これは歩く距離20キロにもなる。
両方でもいいし、どちらか一方でもいい。コーヒーぐらい飲ますからさぁ~~!

 こんな機械で溝をあけるのですよ。
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# by nanohana-rice | 2017-01-24 21:32

のこった のこった

  初場所の後半戦がヒートアップしている相撲のことじゃないよ。
以前の画像ですが、これやって終わりました。
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計算して購入してあるから、鶏糞が足りなければ振り過ぎ。
余れば思ったほど振れなかった証拠。
ということで鶏糞が残った残ったというわけです。

 今年の特徴はマメ科のヘアリーベッチという緑肥を多く取り入れたことです。
その心は、すき込みに無くてはならないモアーを去年買ったからです。
マメ科だから無肥料でも構わないようなものですが、わずかの肥料があると元気
になって根粒菌をしっかり着けて自分自身も茂ってくれます。
鶏糞なんか入れなくても「それなり」には茂ります。
「それなり」のもう一段上のレベルを狙って振ったわけですね。
今回はここでやめておき、春にヘアリーベッチの茂りが悪いような部分に狙い撃ち
して鶏糞を振ってやればいいです。
しかし残った4500キロの鶏糞、邪魔になるなぁ~

 携帯で撮影した画像だから見にくいのですが、こんなことやっていました。
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大好きな雌犬「ななこ姉ちゃん」と「みーこ」です。
普段はもっぱら猫パンチを繰出すのですがね。
もう一匹の雄犬「ここ兄ちゃん」とも仲良しです。
夜にはみんなで散歩に行っています。

 話が変わりますが、一昨年は4条刈りのコンバインや籾の中継バネコン、
籾摺り機の前で使う粗選機などの購入。
去年は前述のモアーや、籾を運搬するコンテナ、それを乗せる軽トラックも買った。
今年は何が待っているというのだ?ディスクロータリーか?田植え機か?
機械を買うために働いているつもりはないのだが、なければ仕事にならないし。
鍬と鎌があれば農家ができた時代が懐かしい。。。

 このブログに立ち寄ってくださっている農家で、粗選機を使っている人は
いらっしゃると思う。稲麹をきれいに取り除こうとすれば籾も出てしまう。
もったいないと言って籾が落ちるのを倹約すると稲麹が籾摺り機に出てしまう。
落ちた籾と稲麹の混ざったものは、田んぼに捨てるわけにはいかない。
病原菌の塊みたいなものだから。
そこで考えました。稲麹は体積があるけど軽い。
籾は小さいけど稲麹より重い。
これをきれいに分けることができれば、粗選機で遠慮なく稲麹が除去できる。

 見事に分けることができました。やればできるものだ。
比重という原理を利用すれば簡単なことだった。
稲麹だけになったものは、我が家のボイラーの燃料になりました。
どんなことしたか知りたい? 自分で考えなさい! それが進歩というものだ。
頭を使お~~っ!
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# by nanohana-rice | 2017-01-19 22:42

風よ収まってくれ

 小型台風が来たのかと思うほど強い風が吹きました。
日本海の湿った空気は中国山脈で雪となり、除湿の終わった乾いた風が
吹き荒れるのがこの季節。
我が家は広い平野部の中だから、風はまともに当たります。

 地面に舞い降りた小鳥があまりの風によろけている。
防寒のもみ殻が、雪が舞うように飛んでゆく。
苗代予定地を耕しましたが、稲わらがもったいないほど舞い上がる。

 おかげで田んぼが次第に乾いてきました。
乾きさえすればコンポキャスターで鶏糞散布を始めたい。でも風がちょっと・・・
我慢できずに散布を強行するも、風下に向かう時には粉塵、いや糞塵に包まれる。
8反ほど撒いたところでついにギブアップ。風がもっと落ち着いてからにしよう。

 日経新聞によると、農林水産省は米をめぐる補助金のあり方を見直すそうだ。
飼料米といって家畜や鶏のエサにする米を作ると補助金が出る。
なんでもやり方によると1反当り105000円にもなるそうな。
こんな農家の収入は9割が補助金だそうな。
これって健全な農家の有様か?おかしいってもんじゃないぞ。
補助金浸けで足腰も立たないぶよぶよ体質の農家だよこれは。

 途中を割愛して結論を言うと、「高い技術を持ち大規模に経営している
専業農家に有利な仕組みにし、農地の集約を一段と進める」そうだ。
中途半端な農家はみんな止めろと言っているよ。
大規模農家は高い技術を持っている・・・・?そりゃぁないと思うよ。
大型機械を国の補助金で買ってもらい、化学肥料と農薬をぶちまけているだけだよ。
経営者は手を汚さずに、使用人がせっせと薬撒きをやらされている。
薬害でひどい目に合うのは使われの身だよ。みんな知ってる?
想像じゃないよ。私の目の前で行われている現実だよ。

 ご多分に漏れず私も止めろと言われる規模なんだろうな。
当農園は俗にいう補助金はびた一文もらってません。
唯一国からもらっているのは、環境保全型農業直接支払制度という仕組みから
支払われるお金です。
この制度を利用できる条件はまことに厳しい。
有機JASに使える資材以外は一切使うことができないし、購入証明が必要。
しかも飼料米の反当105000円に比べると一割にも遠く及ばない。
飼料米への補助金は湯水のごとく出てくるが、こちらの制度に使える予算は
決まっているから、大勢が申し込むとその分安くなる。

 国は有機農法を推進しますと表向きには言っているが、さてさて。。。
農家に何をどう勧めるのか具体策は何もないし、青写真も見たことがない。
愚痴を言っても始まらないから、明日の糞撒きに備えてもう寝よう。
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# by nanohana-rice | 2017-01-17 01:05

冬仕事

 当地域の冬の空っ風ときたら弱い台風並みのことがある。
玉ねぎやニンニクにかけた草抑え用のもみ殻はいなくなる。
そのために米ぬかを分厚く掛けているわけです。

 田んぼの水を入れる水口には、冬の今でも何枚もの板切れを置いています。
一か所に幅の広いのや狭いのが何枚もあります。
これが冬の強風で吹き飛び必ず数が少なくなります。
何枚もをまとめれば重くなって飛ばないはず。
そこでこんなことしました。
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 重ねて紐で縛っています。すでに軽いのは飛んでいるのもありました。
何と言っても水口は必ず用水路の横にあります。
飛ぶと水の中に落ち、なくなること必定です。
およそ30か所ありました。

 
 薄明りの中で撮ったので見にくいかも知れません。
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田んぼから上がったトラクターが道に土を落とした様子です。
この道は多くの人の散歩道。雨が降れば滑るだろうし、靴に着けば汚い。
最悪の場合は転倒だ。高いモラルを持っている農家とは言い難い。
他山の石で以って玉を磨く。忘れないでおこう。

 1グラムの土には何億もの微生物(主にカビの類)が棲んでいる。
この微生物抜きには稲作は語れない。稲だけではないすべての植物が語れない。
いや、地上のすべての動植物が語れないほど、彼らは縁の下で支えている。
その彼らの棲む土をこんな風にするようでは、田んぼを耕す資格なしだ。
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# by nanohana-rice | 2017-01-12 00:19

ニャンコの水浴び

 夕食後に片道600ⅿほどを歩くことにしました。
いつまで続くことやら。。。。
やんちゃニャンコの「ミーちゃん」も喜んで付いて来ます
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 昨日7日の夜のこと、私たちを前後しながら楽しく飛び跳ねていたのですが、
しばらくして「ニャーニャー」と声が聞こえる。
ライトで照らしてみると、道から1mほど下の川の中にいた。
足が滑ったのか、みずから飛び込んだのか。水は初めての経験。
用水路が張り巡らされているから、水の怖さだけは知っておかねばならない。
我が家では猫も犬も人も必ず水の洗礼を受ける。その後のために必要なことです。

 道に腹ばいになって捉まえようとしたが、斜めになった路面では私も落ちそう。
猫は助かりたいから私の手に爪を立ててくる。重心が川の方に移動する。
あかん!このままでは私も水の中に頭から飛び込むことになる。
猫の手を振りほどいて、ひとまず立って体制の立て直しだ。
爪を立てられたところが疼く。傷は深そう・・・

 こんどは女房に足の方を押さえてもらう。
爪は痛いから防寒帽をさし出す。これで吊り上げて道の上へ。
水から上がった猫ほど哀れでみすぼらしいものはない。
しばらくはぶるぶると身体を振るっていた。
動物の毛はきめ細かく生えているから、外側は濡れても毛の下まで濡れないものだ。
人は可哀そうにと思ってやるが、彼らは平気だし体温が下がることもない。
でも帰宅したらタオルできれいに拭いてやりました。
きっとショックだったのしょう。しばらくは神妙にしておりました。 
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# by nanohana-rice | 2017-01-08 22:01

鶏糞来た

 今年も鶏糞が来ました。
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 雨が多くて乾かない田んぼにまずはサブソイラーで地下に穴あけ。
じるくてロータリーでは手に負えないので、ディスクロータリー耕。
幅1.3mほどの平らな山と、幅60㎝の広く深い谷が交互に並んでいるのを普通の
ロータリーで均す作業までは進みました。
話がそれますが、この山と谷に対して直行にトラクターで走ると、もうロデオ。
暴れ馬にまたがっているようで、手の力を抜くと振り落とされます。
後は乾くのを待って鶏糞散布です。そうなるとしばらくは休めません。
鶏糞の混合撹拌耕耘・緑肥の播種・必要により鎮圧・溝明け・鍬で溝の手直し
と、延々と作業は続きます。あぜ道の補修、あぜ塗りも待っている。

 終わると工作が待っている。
去年よりもっと便利に、楽に、環境のためになるように。そんな思いであれこれ
温めている考えを形にするのがこの季節。
柿の木の剪定も待っている。そうこうしているうちに春ジャガの植え付け。
春大根やスイートコーンの播種。
なんだかんだと言って結局は暇なしか?されど防虫の缶、いや忙中の閑。
閑を見つけて旧交を温めに小さな旅に出たいものだ。
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# by nanohana-rice | 2017-01-08 00:48

プロであること

 新年のご挨拶が遅くなりました。 
 
 あけましておめでとうございます。
昨年はつたないブログにお立ち寄りいただきありがとうございました。
今年もとりとめのないことを書いてみようと思います。
気が向いたらお時間のある時にどうぞお寄りください。 

 さて、年末に読んだ記事に、看護師がナースキャップをかぶらなくなったことを
嘆く記事がありました。
かぶらなくなった理由も書いてありましたが、ここでは割愛します。
取り上げたいのは私の心に響いた文末の言葉。

 東京さくら病院院長の「東海林 豊」氏の書いた文章でした。
東海林氏が若き日に先輩から聞いた言葉として紹介してありました。

 『プロとは、ある崇高な技術や知識をめざし無限の努力をし続けることである』

 一芸に秀で、その仕事なら誰にも負けたくない意地を持つ。
一歩過ぎると慢心になってしまうから怖いところもある。

 以前のこと、ある道にそれなりに秀でた人から聞いた話。
その人は雅楽に使う横笛を作ることを趣味にしていた。
音質は笛の中の滑らかさで決まるという。
その人は漆を塗って乾いたら磨くことを7・8回繰り返していた。
自分ではほれぼれする音になっていたという。

 ある時京都の横笛つくりの人間国宝に話を聞いたという。
自分の磨く回数を自慢げに言ったそうです。
国宝の腕を持つ人はこう言ったそうな、「私は20回近く塗っては磨きます」

 プロとしての心構えが数段上だったと話していた。
田舎相撲の横綱と、大相撲の横綱の違いだな。
レベルが違う。ラベルが違うわけです。

 さて、私は小さな稲作農家。
たくさんの方にお米を買ってもらっているから小さくてもプロの農家。
大規模農家でないから大規模農家としてのプロ意識は持ち合わせていない。
「雀や燕に、鶴の志がわかってたまるか」と言われては困るのだが・・・

 小農家といえども、プロなら崇高な技術、崇高な知識に向かって限りない努力を
しなければならない。
何をもって崇高な技術と言うのか。
何をもって崇高な知識と呼ぶのか。
どこまで歩めば限りない努力と認められるのか。

 雑誌にも本にも書いていないだろう。規範となるものは外にはない。
自分で考えるしかない。自分で決めた方向に進むしかない。
決して自己中心的・唯我独尊的であってはならないだろう。
米をたくさん売りたい・・・なんてのは崇高な技術でもなければ知識でもない。
単なる経営者で終わりたいのならそれもいいだろう。
売れる売れないは後からついてくるもの。
買ってくれる人の琴線に触れるような技術や知識を求めることこそ、プロ農家
としての自覚でなければならない。。。 そう思うのだが。

 去年の栽培履歴に書いている一節から。
「毎日食べるたびに喜びを感じ幸せに浸ることのできるお米」
そんなお米を皆さんに届けるのが私の願い。
作り方は「お金のための有機栽培ではなく、小さな虫、将来の子供たちのために
農薬や得体のしれない化学肥料を使わない。一年間その努力を積み重ねると、
秋にはおいしくて安全なお米がお天道さまからいただける」

 これが一昨年あたりから自分の心で温めているお米への思いです。
この思いとプロとしての崇高な技術や知識、限りない努力をどう絡めてゆくか。
酉年のこの一年、ゆっくりと考えてみたい・
レンゲが咲けば71歳になる。
現役農家としての残りは多くないから、無駄な年は重ねたくない。
幾つになろうとも、新しいことを求めて走り続ける農家でありたいものです。

 今宵はいつになく生真面目な文章になってしまった。
焼酎さえ吞まなかったらまじめな文章が書けるんだぁ~~
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# by nanohana-rice | 2017-01-04 22:51

年の瀬の嵐

 平成28年もいよいよ終わります。
今夜は今年最後の嵐になります。
毎日こまめに書けないのですが、それなりに書いてきたつもり。
これ以上の更新は時間的にもう堪忍です。
夕ご飯がすんだらテレビを観るしか用がない・・・・・そんな人が羨ましい。
することがないからツアーでどこかに行こうか・・・・そんな人生とも遠い。
そんな感覚で見られるのが辛い。ムッとくることもある。
「農繁期はとっくに済んでいるから時間があるでしょう・・」お前と一緒にするなっ!
昼から始めた会議が、あーだこーだと言って暗くなるまで続く。
てめーらは草刈りすることもないんだな。早く終わらせてくれ!

 時間は作るものと言うけれど、テレビを観る時間のある人ならできるだろう。
友達と会って食事しておしゃべりできる人ならそれも可能だろう。
農閑期こそ畑で土の上を這いずり回っていることを知らないのだろう。
一日あればキャベツの草が抜けるし玉ねぎの草も抜ける。そんなこと思っていたら
旅行に行くことすらできない。
そんな暮らしが当たり前になると、どこかに行ってみたいとも思わなくなる。

 おいしい料理を食べ、しっかりおしゃべりをし、遠くに出かけることが豊かな
暮らしと思っている人達から見ると、私の暮らしはどのように映っているのだろう。
さぞかしみすぼらしくて、哀れで、前時代的な暮らしと映るでしょう。
でもこれが私の人生だ。それでいい。いや、それだからこそいいのだ。

 年が明けたからといって何も変わるものではない。
お正月気分はせいぜい2日まで。3日にもなれば完全に普段に戻る。
今は農業から離れている人だが、かっては2日から田んぼに出ていた。
じっとしていられないのだ。それが農家という生き物だ。
ゆっくりのんびりできたから得をしたなんて、これっぽっちも考えない人生。

 IT時代が来たと、文明の最先端を走っている人は言う。
ならばパソコンを壊して喰えばいいだろう。車を壊して食ってろ。
農家が土まみれになって作った野菜もコメも麦も食わなくていい。
人間にとって、命にとって一番大切なもの。それは食い物なんだよ。
その食い物とは全部「命」あるものなんだよ。命のないものは食い物ではない。
スマホには命はない。便利さを与えてくれる以外の何物でもない。
駅の構内、電車の中、異常な光景だ。スマホのために何人が命を落としている?

 わが国では大地の上をどっしりと歩くことを拒否するような風潮が強い。
きれいで、楽で、指先で済むような仕事に就きたがる。
汚い仕事、苦しい仕事、身体を使う仕事からは若者は逃げると聞く。
その最たる仕事のひとつが農業だろう。事実多くの若者がしたがらない。
農家に育っても街で暮らしたい。田んぼはしたくない。きれいがいい。
例外もいるが稀有に近い。土建業界も人手不足だ。

 酉年になっても何も変わらないだろうね。政府にも世間にも期待はしていない。
変われるのは自分だ。自分なら自身の意志で変わることができなくもない。
自分を後押ししてくれる言葉に出会った。背筋が伸びるような言葉だった。
来年の最初の記事に書いてみます。

 ではよい年をお迎えください。
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# by nanohana-rice | 2016-12-30 22:33

ゴムロール研磨機

 籾摺り機に使うゴムロールを平らに研磨する道具の話です。
電動砥石を利用して最近作っていたのですが、ぴったしの部品を見つけたので
作り直しました。

 2台ある籾摺り機の1台はゴムロールを外しています。しかもゴムロールを
取り付ける金具そのものを外してどこに置いたのかころっと忘れていました。
あった、あった。箱に入れていたのを見つけました。
この金具があればゴムロールを確実に固定できる。
問題は何に取り付けてどうやって回すかだ。

 金具に開いている穴はかなり大きい。太いシャフトでないと合わない。
三相モーターで言うと2.5~3馬力の出力のモーターが匹敵する。
探せばあるものだ。処分した乾燥機に付いていたのを外して保管していた。
何でも捨てずに持っておくものだね。
ただ、シャフト径がちょっとだけ細い。ノギスで測ると1ミリ細い。
たった1ミリだが、機械の世界ではガバガバに等しい。
このまま取り付けて回せば、芯のずれたコマみたいで危なっかしい。
そんな状態でゴムローラーを取り付けて研磨できるわけがない。

 そこで考えて編み出したのがこうだ。
お菓子の入っていた缶を金切りハサミでおよそ10センチ角に切り二つに折る。
5センチ×10センチの板になるから、折り目をよく叩いて一枚の板にしてしまう。
シャフトと似たような径のパイプをバイスに固定しておき、それに巻き付けるように
トンカチで叩きながら円筒形に仕上げてゆく。
最後はモーターシャフトに巻いた時に、少しだけ足りないように切る。
視力検査の時に見るCみたいな形にします。

 モーターのシャフトに巻き、例の取り付け金具を差し込んでゆきます。
最後に固定ボルトとロックナットを締めれば終わり。
スペーサーの厚みが足りないようなら、もっと厚い板を使うとか、3枚重ねにすれば
いい。ぴったりと合うパイプがあればそれでもいい。
ただ鉄パイプの内側には溶接の盛り上がりがあるからひと手間いる。
こうやって自分流に仕上げて使いこなすことは私にとっては無上の喜び。
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 モーターもエアーできれいに吹かしてベアリングも確認し、入り切りできるように
モーターブレーカーも台座に取り付けて一件落着。
全くぶれないできれいに回ります。
作業側から見ると、ゴムロールが向こうに回るようにします。
手前に高速で回っているロールにディスクグラインダー(サンダー)を当てると、
大けがどころか、当たり処が悪かったらあの世行きだろうと思います。
何と言っても3頭の馬が暴れるのと同じだから。(3馬力ってこと)
時間のあるときに安全カバーを作ろうと思います。
今ではキャスター付きの専用台車に乗って、移動・収納もいたって簡単。
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# by nanohana-rice | 2016-12-29 22:49

ディスクロータ

 機体に「ディスクロータ」と表示してあったので、この表現を使います。
ディスクプラウとかディスクロータリーなんて聞いた記憶もある。
借り物の機械ですがこんなの。
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もう少し近づいてみると、
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横でないと許してくれないみたいです。首を倒して見てください。

 鍋蓋みたいに反った円盤が片側に3枚、中央に向かって土をひっくり返してゆく。
速度は時速3.5キロぐらいで走っていた。もう少しゆっくりがいいらしいが
効率も考えるとこうなってしまう。
これに使うトラクターは、できればパワクロと呼ばれるトラクターがいいらしい。
後輪がゴムクローラーでおにぎりみたいな格好のやつね。
それはさておき、これなら表面の土が乾くだろうと実感できます。

 問題はこれをどう均すかです。
このままでは鶏糞散布もできない。普通のロータリーで耕しながら均すのは大変な
作業と聞いた。 ま、なんとかるだろう! 当たって砕けろだ。
デジカメが使えればもっと詳しい画像をお見せできるのだが。
もっと問題なのは、この先どうするかです。 
借りて使ってそのまま逃げるか・・・ 潔く札束はたいて新品を買うか・・・
日本国中探せば札束の一つぐらいどこかに落ちていそうなものだが・・・
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# by nanohana-rice | 2016-12-28 22:32

乾き始めたか

 記事を書くのはやっぱり深夜だ。
例年ならもう一度目の耕運は終わっているはずなんだが・・・
明日からは天気も持ち直して晴れが続くらしい。

 緑肥を利用して有機栽培している仲間と話す中で、田んぼを乾かす話になった。
彼はディスクロータで荒起こしをすると言う。よく乾くと言うではないか。
現物を見て、う~~んと唸ってしまった。

 2日ほど後のこと、JAの農機センターに別用で電話した。
ついでにディスクロータの中古は出ないかと尋ねたが、滅多に売れない機械だけに
中古はまず出ないとのこと。
 
 今朝のことだ、部品を持って来てくれたついでにその話になった。 
メーカーが実演機を持っているから、とりあえず借りて使ってみては?
借りたからといって、買わなければならないことはないから安心して使えばいいと。
それじゃぁお言葉に甘えてひとつ貸してもらおうかとなりました。
話は早かった。今日の夕方にはもう我が家に届いていた。

 でかい!もし買ったとしてもどこに収納するんじゃ?置くところないでぇ~~
耕運幅約2ⅿ。新品は100万まではしないだろうと言っていた。札束ひとつか。。。
100万を安いとみるか高いとみるか。どこかに束が転がっていないかな。
かって小麦や大麦を20年作って雨に泣いた。知ってはいたが買えなかった。
菜の花を咲かせるためにこの機械を・・・・・考えたら熱が出そう!
地区には大規模農家がたくさんいるが、この機械を持っている農家がいるのだろうか?
零細農家が身の丈を考えずに・・・っと言われそう。

 明日は使ってみるから画像もお見せできそう。
前述のディスクロータを持っている人から、鋼板製唐箕をいただいた。
手回し式だったので、さっそく加工してモーターを取り付けました。
家で鉄が切れる、穴を開けれる、溶接できる、ということは実に便利なことです。
これもおいおいにお見せできるでしょう。

 籾摺り機のゴムローラーの研磨機も、三相モーターを使って作り直しました。
ローラーを取り付ける金具をモーターのシャフトに固定しなければならない。
取り付け金具の穴の径と、モーターのシャフト径が1ミリ違うときたもんだ。
高速回転する回転体の中心がぶれたのでは大事故になる。
あくまで静かに回らないことには話にならない。
なーに、お菓子の入っているブリキの缶と金切狭があればわけないことよ。
そのあたりも追々にね。

 午前一時が近づいているからそろそろ止めよう。
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# by nanohana-rice | 2016-12-28 00:49

回復したもよう

 ご無沙汰でした。ここ10日間ほどブログのサーバー側がトラブったようで、
ログインできない状態でした。
皆さんが開いた画面にも、そのことは書いてあったと思います。
なんでもアクセスが集中しすぎているとか。素人の私にはよくわからないけど、
もしかしたらどこかの国から攻撃されているのではと考えたりしました。

 その間思うところがいっぱいあったのですが、今は真昼。
時間のできた宵か夜中にでも発信いたします。
ということで、元気にやっていますという報告でした。
直ってやれやれ。
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# by nanohana-rice | 2016-12-26 13:21

雨雨・・・また雨

 なんとよく降るものです。
雨量の多少はありますが、全く降らない日の記憶は遠いです。
夕方に雲が厚いなと思ったら、深夜に小さいのがパラパラしていたりして。

 周囲の田んぼは水浸しのもあれば水の見えないのもあります。
どこも同じだけ降っているはずだから、地下浸透の違いでしょう。
耕すにも刈るにも大きな機械でやっていると地表面を踏み固めてしまう。
効率優先で大型農機具にすると水が抜けなくなってしまう。

 そこで久々にサブソイラーを出しました。
地表面30センチまでを縦に割りながら、直径10センチの鉄の砲弾を地中を通します。
装置全体がバイブレーターですから、割った土の周囲にヒビが入ると聞いている。
表層の雨水が地下に素早く浸透し、暗渠があればそれを通して排出されるし、
暗渠は無くてもそれなりに排水はよくなるということ。

 この作業は毎年しなくても構いません。隔年で十分とか。
私の田んぼはいつしたっけな・・・・・・
長方形の田なら長手方向にトラクターもコンバインも田植え機も走ります。
砲弾暗渠を縦に引っ張ると、私の地域では田植え機の車輪がめり込んでしまう。
必ず斜めに引きます。

 60年以上前に海の泥で干拓しています。たくさんあったクリーク(堀・広い溝)
を埋めてありますから、表面の硬くなった土を破ると、その下は底なし沼。
田植え機の車輪は幅が狭いので、サブソイラーで付けた溝にはまることがあります。
どんなにあがいても沈む一方で、最後はエンジンまでが泥水の中に潜ります。
きれいに代掻きして植えてあるところを、牽引のトラクターが乱暴に走ります。
脱出の終わった跡のみじめな景色。
へこんでしまうほどつらい気持ちになったことも幾度か。

 それはさておき、いつになれば菜の花に向かって準備作業ができるのやら。
それまでは日常思っていること、頭の中で温めていたことなど形にしてゆきます。
ここ数日のうちでオリジナルな改造や新製品が3つ4つとできています。
これは非公開の内緒ね。
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# by nanohana-rice | 2016-12-15 22:55

しめ縄作り

 とっくに日付が変わっているので簡単に。

 しめ縄と玄関に飾るお飾りを夜なべで作りました。
藁はお盆過ぎに刈り取って干し、冷蔵庫に保管していました。
色は真っ青で、甘い藁特有の香りがします。
自分で作るようになって久しいのですが、ちっともうまくならない。
掌でねじるように縄をないますが、いつまでたっても下手くそ。
爺さんや婆さんや親父に、もっと教えてもらっておけばよかった
一人ではなくお手伝いがいます・・・・
あのやんちゃなみーこがね。揺れる藁の先にじゃれつくものだからさっぱり進まない。

 縄を作ることを「なう」と言うことはみんな知っているかな?
唱歌「冬の夜」に、♪囲炉裏のそばで 縄なう父は♪ とあるのをご存知かな。
ひと昔前の農家には、縄をなう機械「縄ない機械」というのがあった。
足踏みで機械が回るようになっていて、小さな二つのラッパみたいな物に稲わらを
一本づつ差し込めば縄ができていた。売ろうと思えば買ってくれるし、たいていは
自家用になっていた。(自家用に作っていたという意味です)
今は使っていませんが、いつの日にかと思って我が家にも一台残してあります。
貴重品だし民俗資料館に展示するような骨董品です。
私が出して使ってみないことには、誰も知らないから真似もできない。
虫喰いでボロボロになっているかも知れない。

 しめ縄だけは手でないます。左手の掌を上に向け、右手の掌でねじるようになって
出来るのが右縄。反対に右手の掌を上に向け、左手の掌でねじってなうのが左縄
しめ縄は右縄と左縄の二本でひとセット。
二本を並べると、同じものではなく、左右対称になっています。

 お飾りとしめ縄こそ、稲作文化の象徴と思っています。
田んぼで取れた稲わらだけで作るのが私流。束を縛るのもすべて藁を使います。
紐や針金などは一切使いません。
年末に飾る時には、うらじろというシダの一種やミカンなどで飾り付けをします。
しめ縄は外から見て右側に藁の元がきます。左側が先っぽです。

 もっと書きたいけれど遅くなったので止めよう。
実はこれも農業の一つなのです。暮らしの中にある農業ね。
50ヘクタールを100馬力のトラクターで耕すのだけが農業じゃないってことさ。
これが言いたかったのさ。      明日読み直しします。
よく降った雨のことはまた次回に。
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# by nanohana-rice | 2016-12-14 01:02

ソラマメ移植

 頻繁に降る雨のせいで田んぼが乾きません。
畝を立ててから植えようと思っていたソラマメを、畝なしで植えました。
苗は大きくなってくるし、カレンダーは予定で埋まっているし・・・
この上雨が続いたら移植は年を越してしまいそう。
今植えなくていつ植えるとばかりに畝なしで移植しました。
根の位置が低いから、一番の心配は春の長雨による湿害です。
先で排水用の溝を開けて対策としよう。
3種類で合計144本植えました。

 例年はもっと多いのですが、去年のソラマメが全滅したので、自家採取の種子が
皆無でした。一粒も食べることはなかった。
そんなわけで今年の種子は全量購入品。
食べるソラマメも高価です。ましてや種子として売っているものは言うに及ばず。
10粒ほど入った小袋がうん百円。144粒は推して知るべしだ。
これが病気になって全滅する可能性も無いわけではない。
キャベツか白菜でも作っていた方がよほど楽だし確実だろうね。
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# by nanohana-rice | 2016-12-11 22:06